50.↓成瀬ちゃんの家族 ページ1
「やっべ、壊れたぞ」
「嘘だろおお！！？頑張れ！！」
「あ、ちょっとついて……なかったぁあ！」
「…何やってんの？」
「A先輩！」
「あ、成瀬。部室のテレビ壊れちまってよ。敵校の試合見れねぇんだよ」
「そーゆうことか」
可愛い後輩と憎たらしい同級生2人が部室のテレビにむかって喋りかけていたので不審に思い話しかけてみれば、ただテレビが壊れているだけだった。
結構ガチで焦ったから。君らの将来を心配したよ
「あ、なら私の家来る？」
学校から1番近くて、テレビがあるなんて条件に当てはまるのは家くらいだろうと思って発した言葉は５人を硬直させた
「待て待て待て待て、お、おちちゅけ！」
「いやシバがね！？」
「Aちゃんの……部屋？！」
「何を想像してんのかな、風間くん？」
「な、な、なにか持っていった方がよろしいのでしょうか？」
「あー、気にしないでつくちゃん」
「」
「放心かな、パイナポー」
「来須です！！」
「成瀬の部屋って汚くねぇよな？」
「失礼な！」
皆思い思いの事を言うため、1人1人にツッコミを入れる。
え、なに、部屋に行くだけでこんなにテンパるって……私女の子って認識されてる(そこじゃない)
って駄目だ。普段こんな接し方されないから変な方に考えが…
☆
☆
☆
「ここが家です」
「おおおお！大きな一軒家ですね！」
「成瀬の家は喜一と同じくらい金持ちだからな」
「え、Aちゃんお嬢様だったんだ」
「違うからね？！」
「せ、せ、先輩のお家！」
「来須くんそっち車庫！玄関こっちね！？」
や、やばい。
1人でこんなに個性豊かな奴らを家に連れてきたのが間違いだった
君下はよゆーで嘘つくし(そこまで嘘じゃない)、来須くんは車庫に入ろうとするし、そこにまた個性豊かな奴が来ることはまだ予想していなかった
「と、取り敢えずどーぞ上がって」
「「「お邪魔しまーす」」」
「スリッパそこのやつ履いて、私の部屋二階よ角だから」
「ふっ、ふふふふふふ。やってきたな悪の権化……サタンの手下ども！！」
「……え」
「お、お兄ちゃん！やめて？！」
「「お兄ちゃん？！」」
いつも聖蹟のメンバーを個性豊かだなぁって思っても、うちの兄には敵わない
それはもう個性なんかで収めちゃいけない何かがこの人にはある、そう思っている
だから今まで誰にも会わせなかったのに…！
(あ、悪の権化？！)
(この俺が世界に恒久の平和をもたらふ！)
(ここで噛まないで？！)
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(・ω・)@crew(プロフ) - えっ、文才ください。なんなんですか？！このクオリティの高さ？！ほんっと応援してます!!!!!! (2018年8月3日 9時) (
レス) id: e356b7a08c (このIDを非表示/違反報告)
お好み豆腐(プロフ) - ばりぼさん» か、神ですと…！！？有難い限りですううう！！ありがとうございます！ (2016年11月8日 8時) (レス) id: 9be31ef263 (このIDを非表示/違反報告)
ばりぼ - な、何だこの神小説は…！！ 更新頑張って下さい(*´^`*) (2016年11月7日 20時) (レス) id: 0eceac0a4a (このIDを非表示/違反報告)
お好み豆腐(プロフ) - かまぼこさん» おおおおおお！了解です！！ (2016年11月5日 18時) (レス) id: 9be31ef263 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - 今見てビックリしました…おお…。リクエストなのですが悪友トリオがどのようにして仲良くなったかをお願いします！！！ (2016年11月5日 14時) (レス) id: 0c9314f695 (このIDを非表示/違反報告)
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