＿257 ページ11
ｷｬﾍﾞﾝ｢な、何だこの美しさは…
この僕を差し置いて…う、美しいとは…。
な、何だ！？この胸の高鳴りは…！！｣
ﾛﾋﾞﾝ｢急ぎましょう｣
『あぁ』
キャベンディッシュは置いておいて、
Aがローを担ぐと、急いで離れる。
ｷｬﾍﾞﾝ｢無視するなァアア！！｣
怒り狂うキャベンディッシュが、
後を追いかけて来る。
王宮の外壁が、
ルフィとドフラミンゴの戦いで崩れ始める。
ﾛｰ｢待て！｣
『！』
突然、ローが声を張った。
ﾛｰ｢俺を置いて行け！｣
ｷｬﾍﾞﾝ｢え！？何言ってるんだ！！｣
『…トラファルガー。
お前が居るとルフィの足手まといになる』
ｷｬﾍﾞﾝ｢辛辣すぎないか！？君ィ！！？｣
ﾛｰ｢十三年間、
俺はドフラミンゴを討つ為だけに生きてきた！
やれる事は…全てやった！
後は…麦わら屋に託すしか無い！
あいつが勝つのなら、ここで見届けたい！
もし、負けたなら俺も此処で共に殺されるべきだ！
＿＿＿俺があいつをこの戦いに巻き込んだ！
置いていけ！｣
ﾛﾋﾞﾝ｢トラ男君。"同盟"の船長の立場は対等の筈よ！
ルフィは自分の意志で此処に居る。
意志のない喧嘩はしない人よ！｣
ﾛｰ｢置いていけ…｣
Aはローをその場で降ろす。
ﾛﾋﾞﾝ｢A！｣
ｷｬﾍﾞﾝ｢無駄だ…ニコ・ロビン。
説得できそうにも無い｣
『私が居るから、二人は先に行って』
ｷｬﾍﾞﾝ｢何を勝手な！！｣
＿＿＿＿＿その方が私にとっては有難いんだ。
ﾛﾋﾞﾝ｢…キャベツ君。行きましょう｣
ｷｬﾍﾞﾝ｢お、おい！！｣
そんなAの思いを汲み取ったのか、
ロビンがキャベンディッシュを連れて行ってくれた。
キャベンディッシュの騒ぎ声が、
次第に遠ざかっていく＿＿＿＿＿＿
『腕を治す』
ﾛｰ｢あぁ。この先、俺が生きてるか分からねェが…
この借りは返す｣
『借り…？それなら、もう前払いで貰った』
ﾛｰ｢…？｣
『ふふっ。
あの男の不意をつかれた顔を見たか？』
Aが笑み浮かべる。
ﾛｰ｢…はっ。お前も性格悪ィな｣
『お前程では無い』
ﾛｰ｢言うじゃねェか｣
Aはローの腕の繋ぎ目に血を垂らした＿＿＿＿＿
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 584人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ニワトリ(プロフ) - minedeさん» コメント有難う御座います！！！！番外編も見て下さり有難う御座います(;;)！！！ ミホークとのお話も是非、載せますので宜しくお願い致します！！！！！ (2022年9月28日 15時) (
レス) id: 492c11253e (このIDを非表示/違反報告)
minede(プロフ) - お疲れ様です！m(_ _)m 番外編の更新も楽しみにしてます！！ミホーク様推しの私にとって最高です！！_:(´ཀ`」 ∠): (2022年9月28日 2時) (レス) id: ade13d59b5 (このIDを非表示/違反報告)
ニワトリ(プロフ) - しらたきさん» お読み頂き有難う御座います！！！嬉しいお言葉有難う御座います！お話が出来次第、更新させて頂きます！！ (2022年9月25日 23時) (レス) id: 492c11253e (このIDを非表示/違反報告)
しらたき(プロフ) - 一気に読んじゃうほど面白かったです߹ᯅ߹応援してます頑張って下さい！！ (2022年9月24日 22時) (レス) @page28 id: 6b6a37760c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
