ティーンの恋人～VIXX～ (ページ3)

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ドアの前に着き、インターホンを鳴らす。

？「はーい」

貴「遅くなってすみません。お料理お持ちしました」

すると、中からどたどたと足音が聞こえてくる。
ドアが開くと、出てきたのは、さっき注文してた人と同じ声の男性･･･

N「ありがとうございますー^^」

ちょっと重めのバスケットを男性に預けて、伝票を差し出し、お金を受け取る。

貴「バスケットは後日お店に返してください、ご連絡いただければ取りに伺いますね」

HB「ヒョーン、遅いですよ･･･」

ニコニコ顔で私を見つめる男性の後ろからひょっこり現れたのは
綺麗な顔立ちのこれまた男性

･･･

貴「･･････あれ？」

N・HB「････？」

････この顔、どこかで見たことあるような････

貴「････あっ、びっくす･･･」

N「おぉー！もしかして僕らのペンちゃん！！？？」

バスケットを後ろの男性に渡し、私の手をぶんぶんと握ってくる。

貴「あ、いや、さっきテレビに出てたの見て･･･」

N「あ、テレビね･･･(笑)」

そういうとガクンと肩を落とされる。

貴「ごめんなさい、あ！今度お勉強しますね！」

HB「プッ！勉強って･･･」

勉強といったのがなぜかツボり、笑い出したイケメンさん

N「なんか、おもしろい子だね(笑)じゃあ頑張って勉強してね！」

貴「あ、はい････(笑)ありがとうございました」

N「あんにょ～ん^^」

夜遅く、玄関先で繰り広げられたやり取りに、1人頭がついていかずボーっと立ちすくむ。

貴「･･･おっと、帰らなきゃ････」

来た道を戻り、複雑なマンションから抜け出すと、まだ雪が降っていた。
傘を差し、オンニにメールを入れて、その日はそのまま家へ帰ることにした。