プロローグ ページ1
人生って、いつもどおりのループだよね
17歳になったばかりの冬、しんしんと静かに降る雪を
カフェのカウンターから眺めながら、ふとこんなことを思った。
韓国に来て早2年、慣れてきた韓国の地はいつしか
わたしの「いつもどおり」の生活の舞台となりきってしまった。
「Aちゃん、今日はもう帰っていいわよ」
貴「いえ、雪降ってるし傘忘れたからもう少しいさせてください。」
1年半前からお世話になっているバイト先
優しい笑顔のチーフに、厨房奥でお皿を洗っている店長の姿
貴「・・・ふぅ・・・」
わたしの休憩のお供のココアの味もずっと変わらない。
変わりのない生活
「いつもどおり」の生活
貴「・・・・早く止まないかなぁ・・・」
テレビのリモコンを手に取り、スイッチを入れる
司会「続いては、若者から絶大な人気を誇る、VIXXです!」
VIXX「アニョハセヨ!VIXXです!」
貴「・・・・びっくす・・・?」
テレビに映った6人組のアイドル
すると
〜prrr
店内に鳴り響く電話の音
貴「出前かな?」
・・・・この一本の電話が
ここからの私の生活を大きく変えてしまうだなんて
誰が予想できただろうか・・・?
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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作者名:舞恋 | 作成日時:2014年1月4日 16時