未来の再会 ページ31
さくら「……あんた、正気?」
健人「うん。」
即答する健人の瞳には迷いがなかった。
そんな健人をじっと見つめていると何故かあの人の面影か重なる。
それほど彼は健人と一緒にいたということだろうか。
さくら「……ッ…ふぇ……グス…」
健人「さくら?」
さくら「ごめんッ…ごめん健人……私、忘れられない人がいるんだ…」
そう言うと寂しそうな顔をして、そっか。という健人。
健人「もしかして、風磨?」
さくら「……うん。」
また沈黙になる私たち。
そんな中、閉店のベルが鳴った。
健人「…………出よっか。」
さくら「あ、うん。」
席を立ち、マスターにお金を払おうとする。
マスター「お代金は要りません。お連れ様にもう頂いてます。」
さくら「え?」
急いで外を見ると、車のそばでキーをクルクルさせている健人。
健人「さくら?送るよ。」
遠くからでもそう健人が口パクしてるのがわかる。
・
・
・
さくら「ふふっ…君はほんとに完璧すぎるよ。」
60人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆりな - 面白くって、一気読みしました!菊地くんの描写がほんとーにきれいでした! (2021年8月21日 0時) (レス) id: 8d3b85f428 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:薔桜 | 作成日時:2021年7月27日 14時