五 ページ6
・
「お初にお目にかかる
僕は芥川。其処な小娘と同じポートマフィアの狗」
ゴホゴホっと咳込む彼を敦は知っていた
___殺戮に特化した頗る残忍な異能力者
芥川の異能、羅生門によって背中から血を流し倒れている谷崎を見てその通りだと思うと同時に今までに感じた事の無い恐怖を感じ震える事しかできない
敦は今すぐにでも逃げたかったが真面目な彼はいつか国木田に「社の看板を汚す真似はするな」と云われたことを思い出し武装探偵社の一員として芥川と戦うことを決意した
そして決着が着くと思いきや
「は〜い そこまで〜」
両者に聞き覚えのある声がし、二人の異能は無効化される
「あなた方は探偵社の!何故ここに?!」
『ポケット』
樋口のポケットの中には盗聴器が入っていた
どうやら依頼に来た時太宰が忍ばせていたらしい
「ほらほら起きなさいよ敦く〜ん
男二人もおぶって帰るの厭だよ私」
「其れに、君は女性で有るAにおぶらせる気かい?そんな男では駄目だよ敦く〜ん」
態とらしくAの名前を口に出すこの男、太宰は何処までも厭な奴である。
・
153人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
歩く声優オタク - この頃文ストの新規のファンになりました。とても面白かったです‼ (2023年2月20日 10時) (レス) @page8 id: af21a8f931 (このIDを非表示/違反報告)
あやねっち - 更新楽しみです! (2020年4月29日 21時) (レス) id: a393e3772d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:んめ | 作成日時:2018年3月16日 14時