第4話 ページ4
考えていたらもう宿舎についていた。
はぁ…
そうため息をつきながらソファに座ると
N「ジェファン、けんちゃな?彼女のことで悩み事?」
ヒョンは僕のことをわかりすぎててほんとすごいなと思う。リーダーはなんでもわかってるんだな。
「そうなんだ。彼女をもう悲しませたくないんだ。辛いはずなのに辛い顔とか見せないし。きっとストレスとかためちゃうと思うんだ。だから別れた方がいいのかな?って。でも彼女を失うのは嫌なんだ。僕から離れていくと思うとこわくて、だからと言って彼氏らしいこと全然してあげられない。結局どうすることもできないんだ。」
溜めてた気持ちがすべてでてスッキリしたのか僕の目からは涙がでていた。
N「そういうことか。そうだね。難しいよね……」
ヒョンも僕のために悩んでくれた。僕のためになんかごめんね。ヒョン。
そう言いたかったが涙がとまらなくていえなかった。男のくせにだめだな。僕は。しっかりしなきゃ。
どれくらいたっただろうか。ヒョンが口を開いた。
N「もう少し時間が必要だと思う。それで少し有名になってから、彼女の存在を伝えればいいんだよ。みんなに…世界のみんなに…」
「ありがと。ヒョン。僕のためなんかに…そうするよ。」
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作者名:ぱらら | 作成日時:2014年9月16日 23時