私と教授の甘い罰。 (ページ1)

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教授の部屋で、2人きり。ページ1

『あﾞ〜！終わんないよこんなの！！』

机の上にはあと3時間はかかるであろうプリントが山のようにある。

教授の授業中にちょっと居眠りしただけじゃん！教授の鬼！！

「グダグダ言っている暇があるなら早く手を動かすことですな。」

そんな事を言っている教授はというと、私の隣で紅茶を飲んでいる。

いや距離近い！罰則だけどなんかもうご褒美な気がしてきた！

「減点されていないだけマシだと思え。それとも、減点されたいのですかな？」

『いや全く！？この間ハリー達のせいで結構減点されたの知ってるよね？！』

そう言うと、教授はふっと口角を上げ、悪戯っぽく笑った。

「そんなに点が欲しいのかね」

『そりゃ貰えるものなら貰いたいよ！？当たり前じゃん！』

今年は優勝杯を逃してしまうんじゃ、とグリフィンドール寮全体がピリピリしてる今、点が貰えるとなると食いつくしかない。

「ほう。ならば、その罰則は違うものに変えよう。A、我輩の膝の上に乗れ。」

プリント地獄から開放されたと思えば、膝に乗れ？何言ってんのこの人

『え、いやでも、』

「そんなにそのプリントを終わらせたいのか。点もやると言っている。」

『喜んで乗らせて頂きます』

教授は私の隣の席を立ち、ソファに腰かけた

早く乗れ、と目で訴えられる

『…失礼します』

なんかもうよくわかんないけど点貰えるならいいや。

「それでいい。…君は綺麗な髪をしているな」

『そ、そりゃどうも…？』

急に髪を褒められたかと思えば、

教授は私の髪を1束ほどすくい上げ、キスを落した。

『教授、！？なにしてっ』

慌てて振り返ると、教授の顔はにやりと口角を上げていた

「そのまま我輩と向き合うように座りたまえ。」

『…いやちょっと待ってさっきの何っ！？』

教授の膝の上で姿勢をくるりと変え、正面に教授がいる体制になったはいいが、気まずい。

「そんなに顔を赤くしていると、勘違いされますぞ？」

『それはさっき教授が、！んっ』

咄嗟に反抗しようと口を開いたが、それは教授の口で塞がれた

『んぁっ、！？きょ、じゅ…っ！…んぅっ』

息をしようと口を開くと、教授の舌が入ってきて先程よりも酸素が足りず頭がぼーっとしてきた

いやらしい水音が頭に響く。

「…ふっ、そんなに好かったか？」

やっと唇が離れ、二人の間の銀色の糸が真ん中でプツンと切れた

私は涙目なのに対して、教授は余裕そうに言い放ち、恥ずかしさでどうにかなりそうだった