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『おかえり』
ドアを開け、中に入れば
雑誌を読む土方の姿があった
『…どうもありがとうごぜーやす』
感情がこもってないかのように
形だけ頭を下げる
『…別にいい』
俺の顔をジッと見たかと思えば
また雑誌へと視線を戻した
何故だかそれが気になるが
とりあえず持っていたビニール袋の中身を冷蔵庫にしまう
『……これ、土方さんが買ったんですかィ?』
しかし、俺の手にしているものと
既に冷蔵庫に入れられている物が同じであった
『あァ
ついでに色々と買っておこうと思ってな』
ふーん、とさも気になってないように返すが
心ん中はむしゃくしゃした
まあいい
これで、土方が買ってきたとでも言えば自然に渡せるだろ
Aの好きな、みかんゼリー
果肉がゴロゴロして
ナタデココも入ってるやつ
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ハル(プロフ) - マキさん» わ〜( ; ; ) ありがとうございます!! そう思っていただけたのなら嬉しいです!! これからもよろしくお願いします! (2018年2月18日 14時) (レス) id: 25f689583f (このIDを非表示/違反報告)
マキ(プロフ) - 面白いです(^^) (2018年2月18日 8時) (レス) id: 28245e4945 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ムーたんさん» ありがとうございます!続編、ぜひ見ていただけたら嬉しいです(^^)これからもよろしくお願いします (2016年6月8日 20時) (レス) id: 74bf78ff90 (このIDを非表示/違反報告)
ムーたん - 続篇、楽しみです!これからも頑張って下さい!! (2016年6月7日 17時) (レス) id: 5500c96e92 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ムーたんさん» ありがたいお言葉頂戴します(^^)これからもどうぞよろしくお願いたします! (2016年5月7日 20時) (レス) id: 74bf78ff90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harumemory
作成日時:2016年4月26日 21時