百〇四話 護衛 ページ13
一番始めに目に入ったのは、大きな酒瓶。
それをグビッとラッパ飲みしたその人は、私達を見て納得いかない様に片眉をひそめた。
「…とくに、そこの一番ちっこいアホ面！お前それ本当に忍者かぁ！？お前ェ！」
うわぁ…ベロンベロンやんけこの依頼主。
ラフな格好に、立派に蓄えてある顎ヒゲ。タスキを額に巻いてる辺り、漁師でもやっているのだろうか。
とにかく、大名様では無いのは確かだ。
「アハハ、誰だ一番ちっこいアホ面って…」
と、自分の周りをキョロキョロ見渡したナルト君は、何かに気が付いたのかピタリと停止し、腕まくりを始めた。
「……ぶっ殺す！！！」
「これから護衛するじーさん殺してどーするアホ。」
「わしは橋作りの超名人、タズナと言うもんじゃわい。
わしが国に帰って橋を完成させるまでの間、命をかけて超護衛してもらう！」
思わず『うわっ…』とうめき声を出してしまった。
…… 遂に新キャラまで登場しちゃったよ………
これはもう、新章開幕しなきゃ可笑しいくらいのフラグだ……アハハ…………。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 207人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キイラギ(プロフ) - スカイさん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません。面白いと言って頂き何よりです!更新再開は検討中ですが、気長に待って頂けたら光栄です。もしかしたら近々するかもしれません。 (2021年4月10日 17時) (
レス) id: bbcff2f923 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ(プロフ) - とても面白くて、一気に読んでしまいました.....！もしまた更新再開して下さったら本当に嬉しいです。作者を陰ながら応援させていただきます。 (2021年3月28日 14時) (レス) id: 5b3c3774ee (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 瑠威さん» コメントありがとうございます！面白いと言ってもらい嬉しいです！今後もどうか宜しくお願いします！ (2020年3月13日 21時) (レス) id: 7df02dd123 (このIDを非表示/違反報告)
瑠威(プロフ) - 凄く面白かったです！続き楽しみにお待ちしてます！ (2020年1月12日 0時) (レス) id: 248b7ead12 (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» 前章でもコメントして下さった方ですよね！応援ありがとうございます！！こんな不束者の小説ですが、今章でも宜しくお願い頂けたら幸いです！！ (2019年6月16日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キイラギ | 作成日時：2019年6月7日 20時
