うん、え、俺？

オムライス ページ15

「ふわとろ派と硬め派で分かれてください」



ももか「うっす」




ふわとろ派にももかと関田先輩と真子先輩


硬め派に桜先輩とマサ先輩。





桜「あたしたちだけでしたね❤︎」


柳田「やっぱ俺もふわとろで頼もうかな…」


桜「え！？」




なんやかんや言って仲良いな





「じゃあももかは手伝って〜。他の先輩方くつろいでてもらって大丈夫です！」




真子「え、悪いなぁ、」



「真子先輩なんか全部焦がしそうだからテレビ見ててください」




真子「なぜ私が料理できないと知っている…」



桜「私も手伝うよー！！」



「全然大丈夫ですよ！マサ先輩とソファーでくつろいできてください！」



桜「名案！Aちゃんだいすき！」





柳田「余計なことを…」





やいやいうるさい人たちをリビングに追いやって、ももかとオムライス作り。





材料を切って、炒めて、ご飯、コンソメ、ケチャップ





「ももか、私がご飯と混ぜていくから食材フライパンに入れてって」




ももか「おっけ……あ、待ってトイレ行きたい。トイレ行くわ。」



ももか「関田先輩ー！！」




「え？」



リビングから関田先輩がひょこっと顔を出す





関田「俺？」



ももか「カモンです！！」



ももか「私トイレ行くんでちょっと代わってください！！」


お前は小学生か。やたら関田先輩ばっかり呼ぶのやめてくれ。



「いやトイレくらい待っとくから！！」




ももか「うるせー！ぼけ！」


「理不尽すぎ」



ふっふーんと笑ってももかはトイレに行ってしまった




関田「全然、手伝うよ」




「あ、じゃあ…混ぜてるんで野菜入れてもらっていいですか、、すみません、」




関田「ん、了解」





無言でフライパンを見つめる2人。気まずい。





『『ぎゃー！』』




「え！？」



関田「あー、桜だろ、うるせえな」








桜「マサ先輩！！もう一回言ってください！！」


柳田「嫌だわ！！」


真子「待って動画撮ってればよかった！！マサもう一回プリーズ！！」





キッチンからリビングは見えないけど、マサ先輩がなにか言わされたんだろう。

その後もう一回ギャーギャー聞こえたからきっと動画も撮ったはず。見せてもらお




関田「Aちゃんはさ、」



「はい」





A、ちゃん。


ちゃん付け、いいな。呼び捨てより好きかもしれない

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