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「っ.........はぁ......っ.........」


「雪岡!!!!


まだ息あるか!?」


「っ......あほ......方......っ......」


雪岡の身体中には傷が夥しいほどあった


......その点ここには無傷で伸びてる浪士共がいた


「...っ......お前......」


「......私には......斬れなかった


......私は......人に斬られても、


人を斬ることは出来ない


......もう......わたしは誰かを傷つけたくない


もう......誰かの大切な者を壊したくない」


雪岡は眠るように倒れた


俺はその日


初めて俺の心を雪岡に伝えた


もう離してたまるか


こいつは俺が幸せにする


もう俺はただ惚れた女にゃ幸せになって欲しいだけなんて言ってられねぇ


俺が惚れた女を幸せにする

8→←6



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作者名:神無 | 作成日時:2018年12月9日 0時

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