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「......」
この感じ......
何だろう......
見張られてる感覚がする
「小鞠?
大丈夫か?」
「え......?」
あ......銀時と会っていたの忘れてた......
「だからさ
アイツを殺したことで何も起きてねぇか?」
「......それは大丈夫
元々あの人は私の『身代わり』の様なもの
......あの人のために天は動かない」
「......ならいいけどよ
お前昔から厄介事に巻き込まれる質だよな」
「不本意だ」
「そーいえば明日温泉に行くんだよ
お前も来ねぇ?」
「?
温泉?」
「ああ
ババアが話を付けてな
旅館に泊まるんだが......」
「遠慮しとくよ
私昔っから温泉は嫌いなんだ」
「?」
「それに銀時と違って役所は儲かってね
真選組には温泉とまではいかないけど、
大浴場があるんだよ」
「ったく税金泥棒め」
「ふふっ......
......銀時」
「あ?」
「......ごめんね」
「?」
「んじゃあーね」
銀時に別れを告げてから屯所へと戻った
......きっと私のせいで銀時は...
でもこれは仕方が無いこと
そう......仕方が無いの......
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作者名:神無 | 作成日時:2018年12月9日 0時