標的39 「50m走を測りに行く」 ページ41
「あのヒバリが！？」
「不思議なこともあるんだな」
「山本暢気すぎ！！」
『割といい奴だぜあいつ。ちょっと……いや、結構無茶苦茶だけどな』
「あわわ、無茶苦茶で済ますとか、やっぱAちゃんハンパじゃない」
そんなこんな言いながら砂場に到着。
此処では立ち幅跳びをやります。
先に報告しますと、ツナは顔面から砂場にダイブしました。
芸人ですかアナタ、流石としかいいようがありません。
『山本、10点ラインどこ？』
「ここ」
『んじゃそこまで跳ぶわ』
結果：立ち幅跳び、10点獲得。
十点ばかりが並ぶ俺の記録用紙。当たり前だけどね。
物心ついた時から訓練していた俺が一般人の体力テストなんてやるもんじゃない。
でもテキトーにやるのは楽しくないので、10点ラインぎりぎりで攻めている。
「最後は50ｍ走だね」
「皆でかけっこでもするか？」
「テメーには絶対負けねェからな野球バカ」
『かけっこねぇ……まぁいいけど』
「オレが勝つ確率ゼロなんだけど……」
何故か山本につっかかる獄寺と、相変わらずのノリで受け答えしてる山本。
ツナは既にあきらめムード。みなさん、かけっこの前に俺のタイムを計ってほしいな。
「あ、Aちゃん」
『京子ちゃん。どったの？』
「いまみんなの記録を測ってあげてたの。走った？」
『まだ。だから頼んでもいい？』
「もちろん！！」
ギャーギャー言ってる二人は放置で、先に俺だけのタイムを計りました。
結果は7,5秒で10点。狙ってこのタイム。流石俺様。
「Aちゃん、オレと変わらない…」
『ツナは何秒なんだ？』
「Aちゃんよりちょっと速いかな。逃げ足はね、速いから」
勝手にテンションが下がったツナは置いといて。
騒いでた二人も戻ってきた。獄寺はまだ山本を睨んでたけど。
「十代目！ワンツーフニッシュ決めましょうね！！」
「無理無理無理！！オレ、最下位になるかならないかだから！！」
『あら、ツナが俺に勝つつもりだ〜……本気で走ってやろう』
「まっ、負けないからね！！」
「なら始めるのなー」
スタート合図は花ちゃんに、ゴール判定は京子ちゃんに頼んだ。
全員が出首足首をまわして気合を入れているとき、事件発生。
突如、後ろに殺気。そして俺は頭をがしっと握られた。
痛い痛い痛い！！ハゲるぅぅぅぅうう！！
「なに群れてるの？」
「ヒバリさん！？」
「にゃろ…何しにきやがった！！」
『マジで死ぬ！毛根が死ぬ！！』
「痛そうなのな！！」
山本は後で絶対ぶん殴る。
標的40 「かけっこしに行く」→←標的38 「体育館種目をしに行く」
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ＬＩＬＡ(プロフ) - はじめまして。作戦隊長さんの書く小説はとっても面白くて大好きです！私のすきなアニメばっかりなのでとても嬉しいです。毎回楽しみにしています。更新、頑張ってください！ (2015年11月22日 13時) (
レス) id: f8b26af0c8 (このIDを非表示/違反報告)
李 - 111票目get！！早くも続編ですね！おめでとうございます。作戦隊長さんの書く小説は全部好きで、友達にもオススメしています！これからも頑張ってください！ (2015年8月20日 22時) (レス) id: 9b63859b7e (このIDを非表示/違反報告)
Light - リボーン続編おめでとうございます（≧∇≦）リボーンは知らないんですけど読んでみていてアニメを見てみようかなと思いました。これからもたのしみにしています。 (2015年8月20日 17時) (レス) id: b06784ac14 (このIDを非表示/違反報告)
招きぬこ(プロフ) - 早くも続編！ヴァリアーが出るのを=+（0ﾟ・∀・） + ﾜｸﾃｶ +しながら待ってます(笑) (2015年8月19日 18時) (レス) id: 1abd4020e3 (このIDを非表示/違反報告)
カフェモカ(プロフ) - シャトランはトラウマなので夢主ちゃんと体力かわりたい…あの音階を聴くだけであの忌まわしき記憶がぁ゛ (2015年8月19日 18時) (レス) id: 5c444f122f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2015年8月11日 21時
