第２４話 終わりの夢 ページ25
ス「う”おぉい！！てめぇどこから！！」
Ｘ「一人で何しに来た、カス」
綱「ＸＡＮＸＵＳ、力を貸してくれ」
話しをする３人とは、少し離れた場所にあるベッドで寝ているベル達と
ソファーで座ったまま眠ってしまった様子のA
―――・・・・
「仕方ないよね・・・？だって、君が拒むんだもん」
緑の少女を抱きしめ、耳元で囁く白の男
「や・・っ離して・・っ」
必死に抵抗するが、男の力には敵わない
「愛してるよ、A・・・・」
左手で少女の腰を抱き寄せ、右手には・・・
先が鋭く尖った、白く小さな龍
「殺してしまいたいほどに」
ドッ
「！・・か、は・・ッ」
後ろから左胸・・・心臓部にミニ龍を突き刺され
胸と口から飛び出した血は、男の白い服を赤に染める
「これで永遠に・・・僕のモノだね・・♪」
男に体を預け、瞼を閉じた少女
その頬に伝う
「ベル・・さ・・・・」
涙
「っ・・・」
そして少女は、息を引き取った
・・・・―――
貴「ぃ・・・」
ス「！・・？」
綱吉が去った後、ソファーで眠っていたAを横にならせようと近づいたスクアーロは
Aが魘されているのに気づく
貴「やめ・・っ・・」
ス「A？」
貴「いやあああああっ！！！！」
バッ
何かを突き放すように、手で振り払うA
そして、パっと目が開かれる
貴「ハァ・・ハァ・・・あ・・」
目の前で、心配そうに自分を見ているスクアーロ
そして座ったまま横目でこちらを見ているザンザス
貴「う・・っ・・ハァ・・ハァッ・・・」
目の焦点を震わせ
左胸に手を当てる
ス「A、大丈夫かぁ」
貴「し、知って・・る・・・あれは・・・」
床を見つめたまま、震える声で呟くA
貴「あれ、は・・・っ」
ス「う”おぉい！！しっかりしやがれA！！」
ガッと肩を掴むスクアーロに、Aはハっと我に返った
貴「ス、ク・・アーロ・・さ・・・」
顔を上げたAの頬に、涙が伝っているのを見て
スクアーロは一瞬目を見開く
ス「また夢かぁ？」
貴「はい・・でも・・あれは、夢・・なんかじゃ・・・・」
青白い顔でまた床を見つめ
震える体を抱きしめる
貴「私・・私・・・確かに、あの人に・・・“殺された”・・・っ」
ス「！！」
Ｘ「・・・」
二人の声で目が覚めていたベル達も、Aの声に耳を傾ける
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マシマロ王子♪(プロフ) - たくさんの完コメありがとうございます！！ようやく新作ができました！応援＆プレッシャー（笑）の元、これからも頑張ります♪ (2016年2月25日 19時) (
レス) id: 47c2b0a848 (このIDを非表示/違反報告)
鼠ちん(プロフ) - 完結おめですよぅ!!!次作を『とてつもなく』期待してまってますよぅ!(さりげなくプレッシャー)← (2016年2月21日 21時) (レス) id: 727c5f7618 (このIDを非表示/違反報告)
東京都の愛媛県人 - 完結おめでとうございます！！！この作品もとても楽しかったです！！！改めていつも思うんですが、マシマロ王子♪さんの作品は色んなシチュエーションで書いてくださるので面白いし、凄いなと思ってます(*'-'*) 完結お疲れ様でした！！！ (2016年2月21日 13時) (レス) id: c02a7a3356 (このIDを非表示/違反報告)
九那(プロフ) - 完結おめでとうございます！ベルカッコいい…！これからも、たくさんのマシマロ王子さんの作品、期待してます！ (2016年2月20日 21時) (レス) id: c7114d0689 (このIDを非表示/違反報告)
城覇 - 完結おめでとうございます！！いや〜ベル先輩がイケメンすぎて何度萌え死ぬところだったか…これからもマシマロ王子さんの作品楽しみにしています！！ (2016年2月20日 17時) (レス) id: edf118dbe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マシマロ王子♪
| 作成日時：2016年2月2日 19時
