第弐幕、戦国時代に飛んだ元一般ピーポーは最強のさすらい人らしいです。 (ページ6)

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第四十九戦目　貴「紳士な変態は許される」ページ6

ほぼ突進を繰り出した俺様ですがなにか？誰だ猪とか言ったの！！
しかし流石は奥州筆頭。後ろにひっくり返ることなく受け止めていただいた。
肩口に顔を乗っけてぎゅぅぅぅっと抱き着く。

政宗「やっぱり具合悪いのか！？」

貴「いえ、欲望が勝ちました(｀・ω・´)ｷﾘｯ」

顔を上げてキメ顔で答える。
だって真実だからしょうがない。

政宗「いきなり抱きつくんじゃねェよ」

貴「抱き着きますって宣言してどうぞって言われるわけないからですよ」

政宗「どうぞ(ﾆﾔ」

貴「わお」

マジかよと言ったリアクションですハイ。
だって俺みたいなのに抱き着かれても・・・・・・ねェ。いいことないよｗｗ

政宗「俺が抱き着いたら怒るくせに・・・自分からはいいのか？」

貴「いやァ、政宗さんの身体見てたらこう・・・ねｗ」

政宗「意味が分からねェよ」

貴「なんといいますかｗｗ」

政宗「まぁいい(ﾆﾔ」

またまた不敵に笑われたと思ったら、今度は政宗さんが思いっきり抱き着いてきた。
ギャァァァァァ！！鼻血出る！！絶対出る！！俺がシャァ専用になる！！要するに真っ赤！！

貴「ちょ、ホントマズイ！！絶対マズイ！！離れてくださいお願いします！！」

政宗「Ha！自分から抱き着いといて今更何言ってんだ？」

貴「そう言うのじゃなくてですね！！」

政宗「じゃァ・・・どういうのだよ」

顔を近づけられてそんなこと言われたらマジで萌え死にする。
あぁ、全国の美人好きよ・・・俺様を羨んでもいいんだぜ☆
そんなこと思ってるとアァそうだといったような顔をしながら口を開いた政宗様。

政宗「今言う事じゃねェかもだが」

貴「？」

政宗「お前やっぱ胸デケェな」

さっきまでのイケメンはどこに行ったのか・・・俺の胸元を見ながら言う変態。
もちろん、俺様の反応は予想がつくでしょうねｗｗ

貴「・・・・・変態死ねェェェ！！！」

ゴスッ！！

右ストレート、綺麗に決まったぜ。
変態は向こう側に飛んでいきました。やっぱり紳士さを欠いた変態は世にのさばらせるわけにはいかないよなｗｗうｎ、今のは正義だ。そうに決まってる。

貴「よーし、銀。先に上がってしまおう」

銀「・・・ｺｸﾝ」

銀を桶から出して、濡れていないタオルで体を拭いてから浴室を後にした。
変態ですか？放置に決まってる。
ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙと水を払っている銀を肩に乗っけてから服を入れた籠のとこに向かった。