第弐幕、戦国時代に飛んだ元一般ピーポーは最強のさすらい人らしいです。 (ページ5)

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第四十八戦目　貴「のぼせた時は即刻湯船から上がりましょう」ページ5

さぁさぁ、何かの箍が一気に外れた俺様☆
誰だい、俺を変態なんて言ったのは！全くの正解だよコンチキショー！！
正解者の中から抽選で・・・なにもないやｗ

そんな事はどうだっていい。←オイ
今は目の前のこの状況をどうしようかというものだ。
目の前の状況が分からない？フフ、残念な奴もいたものだなｗ俺が直々に言わねばならないとは。

美人が目の前にいるんだよ！！
しかも濡れ髪の！！ここ大事、定期テスト出るからメモっとくように！！！！

貴(やべぇ・・・身体きれい、筋肉スゲェ、全部綺麗！！マジでありがとうございます)

誰かカメラ持って来いカメラ！！
スマホでもいいぞ！！動画撮れるからそっちの方が望ましい！！
いや、下心とかじゃないから。この素晴らしき光景を後の世に伝えなければならないというコレはある一種の義務であって決して・・・・アァ！そうだよ俺の欲だ！！何が悪い！！！！

貴「鼻血でそう」

銀「！？」

貴「正直ヤバイ。ここが天国か」

銀「！！！？？？」

桶の中でわたわたしている銀。
斜め下を向いて鼻を押さえる俺。何コレ滑稽ｗｗと笑われても仕方ない構図です。

政宗「おい、大丈夫か？」

貴「はイィ！？」

斜め下を向いて必死に精神統一をしていた俺の真正面、しかもすぐ近くから声がしたので反射的に顔を上げた。で、もちろん目の前に政宗様。いつの間に移動したんだよ！！つーか気づかないくらいヤバかった俺様って何！？鼻血製造マッシーン！？マッシーンなのか！！？

政宗「のぼせたか？」

貴「あ・・・う・・・」

政宗「あ？」

少し伸びあがって俺の額に手を当てる政宗さん。
いやいや、そんな麗しき胸筋を眼前に晒して・・・・ちょ、赤い血潮が。
全体的に整いすぎなんだよ！！怖いわ！！顔に引っ付いた髪の毛まで艶めかしいとか反則！！
審判さん、この美人にレッドカードを！！速く！！

政宗「顔真っ赤だな・・・本当に大丈夫か？」

貴「のぼせてないです」

政宗「ならいい」

そのまま頭を撫でられました。
しかも脳天直撃麗しき微笑みまでおまけでつけられました。
よく鼻血出さなかった俺の理性！！お前は十分に頑張った！！
だが欲望丸出しの俺様の本能は無理だ。ギブアップ！！
という事で抱き着いていいですよね？

ガバァッッ！！

政宗「What！？」

貴「後で殴ってもいいんで、ホントごめんなさいィィィ！！」

半分突進ですね。本当にごめんなさい。
だが後悔はしていない(´-∀-)=3ﾄﾞﾔｯ