第弐幕、戦国時代に飛んだ元一般ピーポーは最強のさすらい人らしいです。 (ページ3)

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第四十六戦目　貴「何やってもかわいいのは小動物の特権」ページ3

湯船につかった所で銀の入浴にいつも使ってる桶(マイ桶ともいう)にお湯を汲んだ。
すると慣れたように俺の頭から肩に一旦移ってから湯船の淵に。そこから桶へと自分で入った。
毎回思うんだが・・・・・桶をよじ登る銀が可愛すぎて毎回鼻血でそうなんだよｗｗ
短い足でよじ登ってくのがなんとも・・・・・可愛いんですよ有権者のみなさん！！

貴「あ～・・・銀はいいよなァ」

銀「？？」

貴「何やっても可愛い」

銀「/////(ﾃﾚｯ」

貴「ｸﾞﾊｯ!!」

俺に1000のダメージ。
くそ・・・こやつの可愛さは犯罪級だぞ。

政宗「なにやってんだよ」

貴「政宗さんこそなにやってんですか」

政宗「別に」

貴「抱き着いてますよね？さっきは確実に距離を取ってたのになにそれ怖い」

俺に10000のダメージ。
くそ・・・こやつの変態加減は犯罪きゅ・・・って、変態自体が犯罪じゃないか！！
と思ったら今度はバスタオルをいじってきた。
なにコレ？コイツ殴っていいの？殴っていいよね？でもその後小十郎さんに殴られそうだからやめよっとｗｗ

政宗「なんでこんなん巻いてんだよ」

貴「隠すために決まってるでしょうが～そして離れてください～」

政宗「隠さなくてもいいだろ。あと嫌だ」

貴「一国の殿様の御目汚しするわけにはいきませんよ～あと嫌だとはなんですか離れてください」

政宗「どっちかと言うと目の保養だ。You see?」

貴「分かりたくもないですから」

どうでも良い事だが付け加えておくと、ここは外である。
壁やら塀やらでおおわれているから関係ない人から見えるわけではないのでいいとしますけどｗ
でも、そんな中で後ろから変態に抱き着かれている・・・・これは通報レベルだろｗｗ
この時代に警察なんているはずもないので、俺は空を見上げて星がきれいだな～って感じで現実逃避をするしか術はないんですけどねｗｗ

貴「いい加減離れてください～」

政宗「嫌だ」

語尾に☆が付く勢いで言われた。
しゃーない、最終手段を使わざるを得ない。

貴「小十郎さん呼びますよ」

政宗「・・・・・(スーッ」

よっしゃ離れた！！
これ幸いと政宗さんと距離を取る。
今度こそ背中から来られてたまるかということで、俺の背中はデカい石に任せました。
お風呂ではなんとも頼もしい隅っこというものだ。フハハハ！！今の俺は無敵ぞ！！
・・・・・・なんかこんなに気を張っている俺様が不憫に思えてきたんだが。
俺を慰めてくれる人急募！！ただし変態お断り！！