第弐幕、戦国時代に飛んだ元一般ピーポーは最強のさすらい人らしいです。 (ページ2)

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第四十五戦目　貴「頭の上の銀」ページ2

さて・・・歪みねェ政宗さんがいる風呂にどうやって入るかが問題だ。
あの変態の事だ、近くに寄ったら変態な言動を起こしかねない。いやむしろ起こさない方がおかしいレベルだ。
だが遠すぎるというのもアレだ。一応お風呂を貸してもらっている身なので、裸のお付き合い・・・っつってもやましくないから、まずもって裸じゃないから、俺バスタオルだから。
うーむと考えていると肩に乗っている銀が急に頭に移動してきた。
一度乗っかったら俺がなんか言うか、テンションが上がったか下がったかでしか動かない銀が動いた・・・・・だと！？何がお前をそうさせたんだ！？

政宗「なーに考え込んでんだhoney？」

貴「ほへ？」

後ろから声がしたと思ったら、俺の肩口から腕が二本伸びてきて前でクロスされました。
背中には確かに誰かの肌が当たっている。・・・・・・ナニゴトデスカ？

政宗「一緒に入ろうぜ？」

貴「ノーセンキュゥゥゥゥゥ！！」

我ながら驚くべき速さだったと思う。
何をどうしたか自分でもわからなかったが、とりあえず背後の変態をブン投げたらしい。
変態、見事な水しぶきを上げて湯船に落ちて行きました。頭の上の銀も笑ってるみたいですｗ
ふっ・・・ただの変態は栄えないのだよｗｗ紳士な変態(←俺の事)は栄えまくるがな！！

政宗「いってーな・・・まァ怪我しないのは流石俺ってとこか？」

貴「俺的には今の衝撃で吹っ飛ばなかった手ぬぐい先輩を崇めたい所存ですが」

政宗「なんだ？見たいのか？」

貴「おかしい。絶対おかしい」

政宗「そう照れんなよ。俺の下の竜も俺に似てBIGだぜ？」

貴「聞きたくなかった、知りたくなかった(泣」

もうやだこの変態。
だれかお巡りさん至急呼んでください。・・・・・俺って元お巡りさんだ(泣
変態は駆逐されるべきだ。誰かあの変態の下の巨人(←本人談)を駆逐してくれ。
(」゜□゜)」ﾊｯ!!!今こそ兵長を召喚するとき！！

政宗「早く入らねぇと風邪ひくぜ」

貴「お前のせいだよ！！」

現実逃避している俺にそんなこというもんだからいつもの口調で返してしまった。
コレはマズイ。いい感じにマズイ。

政宗「Ha!そっちの方がアンタらしいぜ」

貴「え？」

政宗「気ィ遣わなくていいっつってんだよ」

貴「いえいえ、一応・・・ねぇ」

いい加減寒いから入りまーすと一応断りを入れてから入る俺様抜かりないｗｗ
位置ですか？政宗さんから二メートル以上は離れてますけど何か問題でも？