二百三十二戦目 貴「再開を果たした所で」 ページ44
松永「子供扱いされているが？」
貴「ホント心外だわ〜、ガチで暴れてやろうかとか思ってしまったわ〜」
小「なにをゴチャゴチャ言ってやがる」
貴「やだなァ〜やましい事なんて何も言ってないっすよ〜」
フードに手をかけそのまま外した。
驚愕の表情を浮かべる二人を笑いながら見る。
貴「誰がガキだって？こじゅ」
政宗「なっ！？」
小「A！？」
貴「どうも、お久しぶりですね」
小「なんでテメェがここに・・・」
なんでって言われましても。
俺だって好きでクソ寒い時期にクソ寒い奥州に来たわけじゃない。
大変不本意ながらも松永さんが行くって言ったから来ているだけで。
小「それに・・・松永とはどういう関係だ！？」
貴「松永さんと？えっとね・・・・・どういう関係ですっけ？」
松永「何故私に振るのだね」
貴「だってわかんねーもん」
松永「卿は私の物だ」
小・政「「は？」」
だーからその言い方はいろいろと不味いってと言っても瑣末瑣末って笑ってる。
もう駄目だこの人。早く何とかしないと。
貴「もういいです。誤解を解く必要も良く考えたら無いし」
松永「ならばさっさと始めようか」
政宗「Aの事はいまいち理解できねェが・・・松永が先だな」
小「ご油断されますな。二人ともかなりの手練れ。その上人質も取られてます故」
あ、人質完璧に忘れてた。
タワーの上だからね。眼中に全くなかったよ。
貴「よし、松永さんは政宗さん相手取るだろ？」
松永「卿はどうする？」
貴「俺はねぇ・・・外でテキトーにもう一人を相手してる」
松永「卿が死んだら骨位なら拾ってやろう」
貴「死ぬまでにそっちが終ることを祈ってるよ」
ダンッと床を蹴り走り出す。
狙いは勿論、
貴「こじゅぅぅぅぅ！！相手しやがれェェェェ！！」
小「ッッ！！」
スピードを殺さずにそのまま蹴りを入れる。
当たり前のように防がれたが、勢いは殺し切れなかったらしく寺の外に吹っ飛んで行った。
政宗さんがなんか言おうとしてたが、無視してそのまま俺も追いかける。
こじゅは結構な距離吹っ飛んだらしく、しかも森の中に飛ばしてしまった為、松永さんたちの様子が一切わからない。コレは想定外ですね。
小「・・・随分な挨拶だな」
貴「まぁ、蹴りか拳か悩んだけど腕力で成人男性を長距離ぶっ飛ばす自信がなかったっていうか」
小「そうじゃねぇ」
貴「？」
小「なぜテメェが松永の所に居やがる」
誤魔化しは・・・言っても効果なさそうだな。
二百三十四戦目 貴「勝手に決めつけたらダメ」→←二百三十一戦目 貴「遅れて登場するからなんなの？それカッコいいと思ってんの？」
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繭姫(プロフ) - 第二百九戦目の歌龍ちゃんの嘘つけのセリフの前、“貴”が“気”になってますよ。((なんか上からみたいでごめんなさい(真顔) (2017年1月24日 6時) (
レス) id: 2b2cd99b08 (このIDを非表示/違反報告)
アルバ - この関連の作品は全部見させて頂きました。とっっても面白かったです(*^^*)頑張ってください！(*≧∀≦*) (2016年11月10日 10時) (レス) id: 7ff89f602e (このIDを非表示/違反報告)
はる - 松永さんカッコイイ.*･ﾟ (2016年10月15日 14時) (レス) id: 667d20a7e0 (このIDを非表示/違反報告)
尽八 - 何時も楽しみにして待っています。次の章も更新宜しくお願い致します。 (2015年5月17日 9時) (レス) id: ac845ea978 (このIDを非表示/違反報告)
イザーク(プロフ) - なんだかとても奥深いですね…、いつも更新される度読ませていただいてます！信長さんの時も微量ながらに感動しました！これからも頑張って下さいっ！応援してますっ (2015年5月17日 2時) (レス) id: dd74dcea3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2015年4月18日 20時
