第二百十七戦目 貴「松永語翻訳」 ページ29
信長「それだけの為に余を今生に留めぇさせると・・・」
貴「いや〜自分でも言ってて面白いと思いますけどもね」
信長「フハハハハハ！貴様を気に入ったぁ、名を名乗れぇ」
貴「歌龍Aでｓ」
濃姫「上総介様！！？」
蘭丸「信長様！？」
スパーンといい音を鳴らして襖を開けた二人組。
その後ろから遅れてひょっこりと顔をのぞかせるのは松永さん。
二人に比べて・・・というか全く息が上がってないところを見るとアンタ歩いて来たなってのがバレバレである。
貴「お、そりゃ気づくか」
信長「濃に蘭丸であるかぁ・・・何故ぇ涙する必要がある」
濃姫「すみません・・・ですが、お許し下さい」
信長「・・・是非も無しィ」
蘭丸「ﾋｯｸ・・・の、ﾋｯｸ・・ぶなが、様ァ」
あーあー、二人とも号泣だよ。
濃姫さんひざから崩れ落ちたし。
それに比べてマジ松永さんハンパネェな。
松永「ご機嫌は如何かね公。随分と長く惰眠を貪っていたようだが」
信長「松永ァ・・・」
松永「おっといきなり怒鳴るのはやめたまえよ、一応卿は怪我人なのだからね」
ん？何時もより口調は柔らかい・・・ってことでいいんですかね松永さん。
今の松永語を翻訳すると「目が覚めてよかったですね。安静にしといてください」だぞ。
何時もなら翻訳しても碌な事にならないのに・・・何がそうさせたんだ！！
ああ、信長さんってなんだかんだ言って松永さんにとっても大事な人だったんだな。
つーかそう言う事にしておこう。ナイスミドル同士の人間関係は俺には理解不能だ。
貴「てか、家族水入らずを邪魔すんのはアレだよね」
松永「無粋というものだな」
貴「じゃ、お暇しますか」
松永「そうするとしよう」
貴「濃姫さん、蘭丸、お邪魔しました。また遊びに来ると思いますんで」
うれし泣きが止まらない濃姫さんの代わりに蘭丸がいつでも来ていいぞと返事した。
信長さんも頷いてるからいいって事だろう。遠慮なく遊びに来てやるぜ☆
貴「信長さんは不調があったら連絡ください、松永さんに」
松永「何で私なのだ」
貴「気にすんな☆それと信長さん今動けないと思うんで、蘭丸も濃姫さんも抱きつくなら今しかないですぜｗｗ」
信長「A、貴様何をぉ」
蘭丸「信長様ァァァ！！」
濃姫「上総介様ぁぁ！！」
信長「ぶるわぁぁぁぁ！！！」
思いっきり二人に抱きつかれてる信長さん。
・・・二人とも手加減してるよね？大丈夫だよね？
焚きつけといてなんだが、ちょっと心配なんだけど。
第二百十八戦目 貴「豆腐メンタルである」→←第二百十六戦目 貴「是非も無し」
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繭姫(プロフ) - 第二百九戦目の歌龍ちゃんの嘘つけのセリフの前、“貴”が“気”になってますよ。((なんか上からみたいでごめんなさい(真顔) (2017年1月24日 6時) (
レス) id: 2b2cd99b08 (このIDを非表示/違反報告)
アルバ - この関連の作品は全部見させて頂きました。とっっても面白かったです(*^^*)頑張ってください！(*≧∀≦*) (2016年11月10日 10時) (レス) id: 7ff89f602e (このIDを非表示/違反報告)
はる - 松永さんカッコイイ.*･ﾟ (2016年10月15日 14時) (レス) id: 667d20a7e0 (このIDを非表示/違反報告)
尽八 - 何時も楽しみにして待っています。次の章も更新宜しくお願い致します。 (2015年5月17日 9時) (レス) id: ac845ea978 (このIDを非表示/違反報告)
イザーク(プロフ) - なんだかとても奥深いですね…、いつも更新される度読ませていただいてます！信長さんの時も微量ながらに感動しました！これからも頑張って下さいっ！応援してますっ (2015年5月17日 2時) (レス) id: dd74dcea3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2015年4月18日 20時
