二百七十戦目 貴「ブキミな月」 ページ32
貴「よっこいしょってか」
押入れから布団を引っ張り出して自分でしく。
女中さんからやりましょうか？と日中に聞かれたけど断ったし。
だって自分でやった方が早いんだよね。いちいち待っとくのが怠い。
貴「明日こそ、甲斐に・・・って佐助に会ったからアポ取っとけばよかった」
後悔先に立たずだね。
やれやれ。参ったね、こりゃ。
貴「ととさま元気かね〜」
障子を開けて月を見る。
えっと、なんで今日に限って繊月なんですかヤダー！
因みに、障子はいつの間にか直ってたよ。多分忍さんたちのおかげだね。
・・・・・匠かよッ！！
貴「・・・・・・寒いから閉めよう」
閉める寸前に目に入った気味の悪い繊月。
ﾁｯと舌打ちをした。
風魔side〜
北条「風魔！」
先ほどAが出て行った主の部屋から、主の呼ぶ声が。
障子をあけ中に入ると、どうやらご立腹の主。
風魔(なにかあったのだろうか？)
北条「あの若造、わしの誘いを断りおった！」
誘い・・・北条軍にでも勧誘したのか？
A断ったのか・・・共に仕事をしてみたかったかも知れないと少し思う。
しかし話を蹴ったのはAらしい。
風魔(縛られるのは嫌いそうだ・・・)
北条「わしの大怪我を・・・一瞬で回復させたのは間違いなくあ奴の筈。そのような者が我が北条軍に入れば敵なしじゃ！ご先祖様がご健在だったころの勢力になどたやすく追いつく・・・そう画策しておったのに！」
確かに彼女が居れば相当な戦力だろう。
主も薄々だが、Aの特殊性には気づいている様子。
ああ、勿論己は一言も言ってはいない。
己が知っていることと言えば、よく分からない威圧のような力を使い、鳥に変身する。その鳥の羽は怪我を癒す能力付だ。鳥と言えば・・・・・
風魔(もう一度触らせてもらわなければ)
北条「あの力が他の軍に渡れば・・・間違いなく脅威となる！！我が北条家にも大打撃じゃろう」
風魔(・・・話を聞いていなかった)
己としたことが・・・幸い、まだ呼ばれた理由の話ではないようだ。
細かいことはいい。己は命じられたことを遂行すれば、それでいいのだから。
そこに主の思惑は必要ない。結果が残ればいい。
北条「そこでじゃ風魔！！あの脅威が他の勢力にわたらないように・・・息の根を止めるのじゃ！！」
己は忍。
命じられたことだけ遂行すればいい。
そこに主の思惑も、己の心情も必要ない。
風魔「・・・(ｺｸﾝ」
結果が残ればいい。
結果が・・・残れば、
風魔(それで・・・いい)
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作戦隊長(プロフ) - メイリンさん» さあ、どうでしょうか。ここで言うとアレがああなってこうなので、こみゅーのボードでもう一度聞いてください、ネタバレになっても大丈夫ならば、そちらでお答えします♪ (2015年9月21日 11時) (
レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
メイリン(プロフ) - 松永さんは主人公が恋愛的に好きなんですか? (2015年9月20日 23時) (レス) id: 3f3dfa380f (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 動画見ました！面白かったです！ (2015年6月23日 18時) (レス) id: f60a638798 (このIDを非表示/違反報告)
松永+信長+蘭丸+小十郎=自分の脳内 - 凄く面白かったです！俺は今テストなうですｗｗｗ←脳内くそ…更新頑張ってください！ (2015年6月18日 13時) (レス) id: 75bcfe68dc (このIDを非表示/違反報告)
作戦隊長(プロフ) - 亜結さん» ありがとうございます♪ (2015年6月16日 23時) (レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2015年5月17日 22時
