二百六十九戦目 貴「断らせていただきたく存じますｗ」 ページ31
貴「北条さんでいい？」
風魔「・・・(ｺｸﾝ」
いざ、障子を開けるという所で問い掛けられた。
己が頷いたのを見て、彼女は静かに口を開く。
貴「氏政様、入ってもよろしいでしょうか？」
北条「ああ、いいぞい」
貴「失礼します」
彼女が入った後、己は居ない方がいいと判断を下し、障子を閉めるだけにとどまった。
見張りでもしておくかと、闇に包まれた庭を眺める。
耳を澄ませば話の内容は聞こえる。聞こえるが、聞かないことにした。
風魔(己が聞くべき事ならば、話があるだろう)
Aside〜
貴「・・・何の御用でしょうか？」
正直言わせてもらうと、このじいちゃん苦手である。
いや、殿様ってのはこんなんだよね〜っていう感じの人。
上から目線、なんか偉そう、そしておそらく・・・
貴(小太郎の方が、城主より強い)
普通はそうなんだろうけどね。
政宗さんやら松永さん・・・じゃねぇやととさまだ。まぁ、とにかくあの人たちが強いだけで。
こっちの方があるべき姿なのだろう・・・・・BASARAの中ではどうなのかは知らんが。
北条「主をな、北条軍に勧誘したいのじゃ」
貴「俺を・・・ですか？」
北条「どうじゃ？嬉しかろう？」
ほら見たほら来た！
こんな感じのだよこんな感じ！！
俺一言も入りたいなんて言ってませーん！で、嬉しくもありませーん！
北条「由緒正しき北条軍、しかもわしに勧誘されたのじゃ。勿論、金子は弾むぞい。勿論入るに決まっておろうがのう」
貴「お断りさせていただきます」
北条「じゃろ？入るに決まって・・・・・こここ断るゥ！？」
やっぱり断られるなんて芥子粒ほども思ってなかったか。
天晴だよ全く。
貴「俺は旅人、どこかに縛られる気は今の所ありません。素晴らしき話を蹴ることになってしまうのは大変心苦しいですが・・・」
北条「何故じゃ！？何故・・・」
貴「俺にもやらねばならぬことがあるのです。すみません・・・話が此れだけならばお暇させていただきます故」
何かまだ言いたそうだったが、どうせ北条家がどうのとか言いだしそうなので撤収。
一礼して襖を開け、部屋から出た。そして早々に襖を閉めホッと一息。
・・・・・してるのを見られました小太郎に。
風魔「・・・？」
貴「なんでもねェ。大丈夫」
風魔「・・・？」
貴「大丈夫だって、おやすみな〜」
ひらひらと手を振りながら小太郎と別れる。
不思議な顔されたが、長居をすると呼び戻されそうな気がするからな。
部屋に戻って寝るとしよう。
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作戦隊長(プロフ) - メイリンさん» さあ、どうでしょうか。ここで言うとアレがああなってこうなので、こみゅーのボードでもう一度聞いてください、ネタバレになっても大丈夫ならば、そちらでお答えします♪ (2015年9月21日 11時) (
レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
メイリン(プロフ) - 松永さんは主人公が恋愛的に好きなんですか? (2015年9月20日 23時) (レス) id: 3f3dfa380f (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 動画見ました！面白かったです！ (2015年6月23日 18時) (レス) id: f60a638798 (このIDを非表示/違反報告)
松永+信長+蘭丸+小十郎=自分の脳内 - 凄く面白かったです！俺は今テストなうですｗｗｗ←脳内くそ…更新頑張ってください！ (2015年6月18日 13時) (レス) id: 75bcfe68dc (このIDを非表示/違反報告)
作戦隊長(プロフ) - 亜結さん» ありがとうございます♪ (2015年6月16日 23時) (レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2015年5月17日 22時
