二百四十二戦目 貴「心臓に悪いね」 ページ4
Aside〜
貴「・・・・・ふわぁぁ・・・何時だ？」
上体を起こして周囲をキョロキョロ。ここは・・・信貴山城の自室だな。
腕時計を確認すると・・・うん、八時を回っている。確かに真っ暗だし。
夕餉とか言ってる場合じゃない。もうおやすみなさーいってレベルだ。
松永さんも寝たんじゃないかな？
そうこう思ってると障子が開いて、誰かが入ってきた。
まぁ、誰かなんて言う必要は無いだろうけどね。
松永「漸く起きたか」
貴「はは、意外と消耗してたらしい」
松永「全く・・・卿の無茶も大概にしてほしいものだ」
貴「無理だなｗｗ」
頭を撫でられる。
この一か月程で慣れた・・・・・というか当たり前になったこの行為。
優しく撫でられるのが心地よくてにししと笑う。
出会って直ぐは警戒心バリバリだったのに・・・人生分かんないねｗｗ
松永「私が・・・」
貴「ん？」
松永「私がもう少し・・・・・」
貴「松永さん？」
松永「いや、なんでもない。ただの年寄りの戯言だ」
クシャクシャと髪の毛をかき混ぜるように撫でられ、フガと情けない声を上げてしまった。
珍しく乱暴な撫で方ですね松永さん。何か気に障りましたか？
松永「夕餉はどうする？」
貴「ん〜・・・もういいかな。夜も遅いし」
松永「分かった。明日の朝餉は少し多めにしておこう」
貴「ん、ありがとう」
松永「・・・・・A、暫し大人しくしていたまえ」
貴「んー？んん！？」
腕を引っ張られ、体勢を崩されたと思ったらそのまま抱きしめられた。
ぎゅぅぅっと、いつもより強い力で抱きしめられ、慣れてない俺はひたすらあたふた。
松永さんも何を言うでもなく抱きしめるだけだし・・・なんじゃこりゃ。
暫くしてようやっと落ち着いた俺は、とりあえず松永さんの背中に腕を回した。
貴「松永さん？」
松永「・・・・・なんだね」
貴「どうしたんだよ急に」
松永「・・・・気にすることは無い」
貴「そうなのか？」
松永「ああ・・・」
何事だろうか。
たまーにだが、松永さんはガキみたいなことをする。
何をどうした時にこうなるのかは知らないが、とにかく急に抱き着いたりなんたり。
嫌ではないが唐突なのでものすごく驚く。心臓に悪い。
松永「卿は・・・」
貴「ん？」
松永「私のものだ」
貴「へいへい、存じておりますよ」
松永「だが、卿は縛られたくないのだろう？」
貴「・・・・・」
松永「隠す必要は無い。私が気づかないとでも思っていたかね？」
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作戦隊長(プロフ) - メイリンさん» さあ、どうでしょうか。ここで言うとアレがああなってこうなので、こみゅーのボードでもう一度聞いてください、ネタバレになっても大丈夫ならば、そちらでお答えします♪ (2015年9月21日 11時) (
レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
メイリン(プロフ) - 松永さんは主人公が恋愛的に好きなんですか? (2015年9月20日 23時) (レス) id: 3f3dfa380f (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 動画見ました！面白かったです！ (2015年6月23日 18時) (レス) id: f60a638798 (このIDを非表示/違反報告)
松永+信長+蘭丸+小十郎=自分の脳内 - 凄く面白かったです！俺は今テストなうですｗｗｗ←脳内くそ…更新頑張ってください！ (2015年6月18日 13時) (レス) id: 75bcfe68dc (このIDを非表示/違反報告)
作戦隊長(プロフ) - 亜結さん» ありがとうございます♪ (2015年6月16日 23時) (レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2015年5月17日 22時
