二百六十八戦目 貴「オヤスミナサイ〜」 ページ30
貴「そう言えば、小太郎眠かったんじゃなかったっけ？」
髪の毛やら小太郎の素顔がイケメンやらの騒動で完璧に忘れていた。
膝枕が事の発端だったな。膝枕からの背骨テロをして来る彼なんですけど。
まぁ、今は大人しく足の上です。
貴「少し寝とけば？忍者って普段落ち着いて寝れないだろ？」
風魔「・・・」
貴「ああ、俺こう見えてもそれなりに強いから。いざとなったら小太郎起こすし」
風魔「・・・(ｺｸﾝ」
な？となだめると一つ頷いて目を閉じた。
赤毛の髪の毛を梳きながらぽや〜と遠くを見る。
夕暮れ通り越して夕闇ですね。
あ、忘れてた髪の毛戻さなきゃ・・・って、もう戻ってら。
貴「障子吹き飛んだから寒いな・・・」
ボソッと呟きながら、なお小太郎の髪の毛を梳く。
すやすや眠ってら。
風魔「！！」
貴「おおふ、どうした？」
あれから四十分ほどたったか？
小太郎がガバっと起き上がった。
俺がビックリしていると、兜を付けて俺に一つ頷いた。
貴「あぁ、御呼ばれ？」
風魔「・・・(ｺｸﾝ」
貴「行ってらっしゃい」
もう一つ頷くと、彼は天井裏へと姿を消した。
その交通網、一回侵入してみたいんだけど。
貴「蒼龍の手入れでもすっか」
風魔side〜
北条「風魔ー！どこじゃー！」
風魔「・・・(ｽﾀｯ」
北条「おお、風魔。少し遅かったのう」
もう少し寝て居たかったが主に呼ばれてしまっては行かねばならない。
Aに見送られ、主の下に姿を現した。
さて、一体何の用だろうか。
北条「客人に用があるのじゃが・・・まだ起きておるかのう？」
風魔「・・・(ｺｸﾝ」
北条「おお！そうかそうか、ならここに呼んでくれ」
風魔「・・・(ｺｸﾝ」
一つ頷いて、Aの下へと駆ける。
先ほど彼女の部屋を出たばかりだ、眠っているとは思わないが。
天井から降りようとしたときに、彼女に言われたことを思いだしてコツコツと天井板を叩いた。
貴「小太郎？いいぜ、降りてきても」
床に降り立つと彼女は腰を下ろして武器の手入れをしていた。
チャキンと音を立ててそれを鞘に仕舞い、己に向き合う形を取る。
貴「どうした？」
黙って手を差し出すと素直に握ってくれたのでそのまま引っ張り上げた。
キョトンとしている彼女に背を向け障子を開け先に進むと、ちゃんと伝わったようで、後ろからついてくる足音が。
どこに行くかと聞かれると思っていたがそんな様子はなく、黙ってついて来た。
結局、主の部屋まで彼女は無言だった。
二百六十九戦目 貴「断らせていただきたく存じますｗ」→←二百六十七戦目 貴「そりゃ分かるわ。二文字だもの」
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作戦隊長(プロフ) - メイリンさん» さあ、どうでしょうか。ここで言うとアレがああなってこうなので、こみゅーのボードでもう一度聞いてください、ネタバレになっても大丈夫ならば、そちらでお答えします♪ (2015年9月21日 11時) (
レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
メイリン(プロフ) - 松永さんは主人公が恋愛的に好きなんですか? (2015年9月20日 23時) (レス) id: 3f3dfa380f (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 動画見ました！面白かったです！ (2015年6月23日 18時) (レス) id: f60a638798 (このIDを非表示/違反報告)
松永+信長+蘭丸+小十郎=自分の脳内 - 凄く面白かったです！俺は今テストなうですｗｗｗ←脳内くそ…更新頑張ってください！ (2015年6月18日 13時) (レス) id: 75bcfe68dc (このIDを非表示/違反報告)
作戦隊長(プロフ) - 亜結さん» ありがとうございます♪ (2015年6月16日 23時) (レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2015年5月17日 22時
