二百六十一戦目 貴「天井裏は交通路」 ページ23
あの後、小太郎は一回だけ顔を見せた。
見せたと言っても、困っていないか？位のもので、三分ほどしたら仕事に戻って行った。
うん・・・忙しそうだね。
一方俺は人様のお城をふらふらするわけにはいかないので大人しく部屋で本を読む。
勿論、読んでいた本は「悪魔の実大図鑑」である。お勉強は大事。
貴「夕焼け小焼けじゃねぇか」
そんなこんなで夕方。
西の空が赤く染まって、カラスがカァカァと鳴きながら飛んでいく。
可愛い七つの子でもいるのかな？
貴「七つかどうかは知らんけどなｗ」
ポツリと呟くと、目の前に何かがぶら下がってきた。
ビックリして座ったまま後ろにひっくり返る。いっつ〜っ・・・頭打った。
で、問題の犯人は既に床に降り立っている。ついでに慌てている。
風魔「・・・(ﾜﾀﾜﾀ」
貴「小太郎・・・俺そう言うの全く慣れてないから。もれなく心臓止まるわ」
風魔「・・・？」
貴「大丈夫、大丈夫。頭ぶつけただけ」
起き上がると心配そうな小太郎が後頭部を撫でてくれた。
たんこぶができてなくてよかったよ。血も出てないみたいだし。
でも小太郎の方は(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝってしている。
貴「今度から音を立ててから出てきてくれ、まだ心の準備ができる」
風魔「・・・(ｺｸﾝ」
貴「ありがとな・・・・・で、如何したんだ？」
俺が聞くと、片手を出して待てのポーズ。
どうしたんだろう。
暫く大人しくしていた小太郎だったが、何かの足音が聞こえ始めると、俺に一つ頷いてから屋根の上に戻って行った。
えっと・・・忍者の交通路って屋根裏？
「・・・客人、夕餉をお持ちしました」
貴「あ・・・えっと」
「氏政様より、召し上がってくださいと・・・」
では私はこれでと言って帰って行った女中さん。
小太郎が来たのってこれが理由かな？
貴「小太郎、コレの事？」
天井に問い掛けると、天井から小太郎登場。
うん、やっぱり交通路なんですねｗ
コクンと頷いた彼。
貴「教えに来てくれてありがとね・・・じゃ、食べよっかな？」
お箸を手に取り、いただきますと言った所で、小太郎が何故か動いた。
俺が手に持っていた箸をさっと取り上げる。
貴「どうした？」
風魔「・・・」
小太郎は膳に乗っている味噌汁に小指を付けてペロリと舐めた。
数秒固まった後、俺の方を見てフルフルと首を振る。
え・・・どういうこと？
貴「取り敢えず・・・食うなってこと？」
風魔「・・・(ｺｸﾝ」
多分・・・言う事を聞いた方がよさそうだ。
二百六十二戦目 貴「(〜〜)←の時は心の声って皆覚えてる？」←メタ発言乙→←二百六十戦目 貴「褒美をもらいたくない。なんかめんどくなりそう」
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作戦隊長(プロフ) - メイリンさん» さあ、どうでしょうか。ここで言うとアレがああなってこうなので、こみゅーのボードでもう一度聞いてください、ネタバレになっても大丈夫ならば、そちらでお答えします♪ (2015年9月21日 11時) (
レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
メイリン(プロフ) - 松永さんは主人公が恋愛的に好きなんですか? (2015年9月20日 23時) (レス) id: 3f3dfa380f (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 動画見ました！面白かったです！ (2015年6月23日 18時) (レス) id: f60a638798 (このIDを非表示/違反報告)
松永+信長+蘭丸+小十郎=自分の脳内 - 凄く面白かったです！俺は今テストなうですｗｗｗ←脳内くそ…更新頑張ってください！ (2015年6月18日 13時) (レス) id: 75bcfe68dc (このIDを非表示/違反報告)
作戦隊長(プロフ) - 亜結さん» ありがとうございます♪ (2015年6月16日 23時) (レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2015年5月17日 22時
