二百五十二戦目 貴「相手をよく見る」 ※引き続き風魔side〜 ページ14
貴「変色してるな・・・強く打ったりした？」
風魔「・・・(ﾌﾙﾌﾙ」
貴「なら、殴られたとか？」
？「・・・(ｺｸﾝ」
傷を見ると顔を顰めて、聞いてくる彼女。
戦闘前に戦があったと話題に上っていたからか、すぐにそれのせいだと気づいたようだ。
彼女は記憶力が良いらしい。
貴「コレは・・・肋骨が二、三本いってるな」
軽く触られ、痛みにピクンと肩を跳ねさせてしまった。
己のその様子に彼女は眉を下げ、呆れながら言う。
貴「せめて応急手当位してから薬草取りに行けよな」
風魔「・・・(ｼｮﾎﾞｰﾝ」
全くもってその通りだ。
彼女がいなければ、さっきの忍勢にやられていただろう。
伝説とも呼ばれる己が・・・馬鹿すぎる。
貴「あー、(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝはもういいって。そんだけ主が心配だったんだよな」
風魔「・・・(ｺｸﾝ」
貴「うーむ。とりあえず君のそれをどうにかしなきゃなぁ・・・」
風魔「・・・？」
貴「ビックリするなよ？」
彼女は一瞬で青い鳥に変化した。
一回見たと言えど、やはり驚いてしまい、またも肩を跳ねさせた。
これが変化の術ならば彼女もまた忍びなのだろうか？だが、先ほど彼女は、気配を察するのは苦手だと言っていた。ならばやはり一般人なのか？
それ以前に、思ったことがある。
風魔(・・・可愛い)
貴「・・・どうした？」
風魔「・・・・・(ｼﾞｰ」
貴「ん？触る・・・のか？別に大丈夫だが・・・」
触っていいか？と言った期待を込めて彼女を見ると、しっかり伝わったらしく、返事を貰った。
恐る恐る手を伸ばし、羽に触れる。
風魔「・・・・・(ﾓﾌ」
貴「感想は？」
風魔「！！！(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
とても心地がいい。
抱きしめたいくらいふかふかだが、流石にそこまでは駄目だろうと撫でるだけに留まる。
無心で撫でていると、彼女から声がかかった。
貴「一枚羽を引きちぎってくれ」
風魔「・・・・・(ﾌﾙﾌﾙﾌﾙ」
貴「いやいや、無理じゃなくて。痛くないから大丈夫だって」
風魔「・・・・・・(ｺｸﾝ」
そんなことはできないと断ったが、聞いてもらえそうにないので仕方なく了承。
プチッと一枚引き抜く。やはり少し痛かったらしく、彼女は目を少し細めた。
罪悪感を感じていると、シュルンと元の姿に戻ってしまった。
風魔(あ・・・)
もう少し触りたかったなどと考えていると、彼女が見ていた。
己を見て、納得したように一言。
貴「ああ、もっと触りたかったのか」
また・・・だ。
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作戦隊長(プロフ) - メイリンさん» さあ、どうでしょうか。ここで言うとアレがああなってこうなので、こみゅーのボードでもう一度聞いてください、ネタバレになっても大丈夫ならば、そちらでお答えします♪ (2015年9月21日 11時) (
レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
メイリン(プロフ) - 松永さんは主人公が恋愛的に好きなんですか? (2015年9月20日 23時) (レス) id: 3f3dfa380f (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 動画見ました！面白かったです！ (2015年6月23日 18時) (レス) id: f60a638798 (このIDを非表示/違反報告)
松永+信長+蘭丸+小十郎=自分の脳内 - 凄く面白かったです！俺は今テストなうですｗｗｗ←脳内くそ…更新頑張ってください！ (2015年6月18日 13時) (レス) id: 75bcfe68dc (このIDを非表示/違反報告)
作戦隊長(プロフ) - 亜結さん» ありがとうございます♪ (2015年6月16日 23時) (レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2015年5月17日 22時
