五百一話目 「ポイ捨て禁止」 ページ38
超絶ピンチな俺様はごく一般的な給仕の筈。(設定は)
なのに一般人じゃ気絶するほどのこわーい顔してやってきたのはルッチさん。
証拠に長官がガクブルだ。もう駄目だな道力9は。
『え……っと』
沈黙って嫌だねﾊﾑﾀﾛｻｧﾝ。
まあボケてる場合じゃないですね。
冷や汗をたらしていると、大股でこっちに般若が歩いてきた。
「来い」
『ぐぇっ』
首根っこを掴まれてズルズルと引きずられる俺。
長官は俺を見て手を合わせている。え、なに？殉職？殉職なの？
『いやああああああ！！長官助けてェェェェ！！』
「バカかお前。9で勝てるわけないだろ」
『ですよねェェェェェ！！！』
ルッチさんの自室なう。
くそう背中が痛い。むちゃくちゃ痛い。
階段も引きずられたままだったのですごく打った。
女の子とか、それ以前に俺様人間だとか、そういうのは無視らしいです。
床に転がされてる俺はイテテと背中をそのままさすっている状況。
『ぬぅ……背骨が三本……いや、四本は折れた』
「どれ」
『がはっ！』
「ああスマン。今折れたかもな」
背中にものすごい衝撃が走ったと思えば、どうやら蹴られたようだ。
待って待って、俺様一般人。ものっそい一般人(の設定)。
普通に痛かったんだけど。え、俺じゃなかったら死んでいたって冗談言えるレベルじゃない。
つーか実際折れたよ！！骨折れた音がしたもの。プリ○ツみたいに折れる音したもの！！プ○ッツみたいに！！！大事なことなので二回言わせてもらいました。
「で、なぜ起こさなかったんだ？」
『………』
「……オイ」
一般人なら今の一撃で気絶だろう。
ここで妙にピンピンしてたら勘ぐられそうなので気絶したふり。
熊じゃないけどね……というか熊に出会った方がまだ平和だよ。
「チッ……これだから」
『……』
「本当に気絶か……また長官にドヤされるな」
ざまぁ。長官始末書だぜひゃっはあああああ！！
まあ、口には出しませんけどね。
というか、一応俺はクザンの部下みたいな感じになってたんだが、そんな俺がこんなになってたら長官不味くね？リアルだったらの話だけど、始末書じゃ済まないよね。
･･･……この組織で一番可哀想で胃に穴が開くのって長官かもしれないね。
今度からは労わってあげよう。
「……オイ、起きろ」
いや、頬をぺしぺし叩かれてもですね。
つーかもっと他に方法無いんすか？地味に痛いんだけど。
「放り出すか」
ええええ！！？マジでえええ！！？
とか思ってたら窓から投げ捨てられた。
五百二話目 「プ○ッツのように！！！」→←五百話目 貴「祝、五百話！！！！」
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淋 - この時をどれ程待ちわびたことか・・(嬉泣ありがとうございます！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2016年11月29日 18時) (
レス) id: 251a646782 (このIDを非表示/違反報告)
桜音羽(おとは)(プロフ) - 更新お疲れ様です！ 結果良いほうだといいですね！ 私も就職内定もらえましたし、大丈夫ですよ！ (2016年11月20日 21時) (レス) id: ff11fad73c (このIDを非表示/違反報告)
狐笛(プロフ) - 更新待ってましたー！！作戦隊長の作品全部好きです！これからも応援してます (2016年11月20日 19時) (レス) id: 5065c368d2 (このIDを非表示/違反報告)
5OG7(プロフ) - 受験お疲れ様です(ヽ´ω`)_旦 続き楽しみにしてます。自分のペースで頑張ってください(o尸ﾞ｀・ω・´)o尸ﾞ (2016年11月20日 19時) (レス) id: c5a0fce0fe (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 次の更新も楽しみだぁ〜♪ (2016年11月20日 10時) (レス) id: e31c017b80 (このIDを非表示/違反報告)
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