僕が優しくなるのはお前にだけ (ページ5)

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【男慣レする為ノ特訓】ページ5

茂の提案で今から僕達でAの男嫌いを直すための特訓をすることになった。

僕は反対なのに協力するように言われた。

茂｢じゃあ、まずは1分間博の目をずっと見てみて。絶対に目を逸らしちゃだめ。｣

A｢う、うん。｣

Aと博が向かい合った状態でお互いの目を見合っていた。

これ意味ないと思うけど。

茂｢全然普通に見れてるね。これなら大丈夫なんじゃない？｣

雅｢大丈夫に決まってるじゃん!Aは家族には大丈夫だけど、初めて会う使用人や家族以外にはダメなんだからさ。｣

勇｢そういえばそうだったな。雅といいAといいやはり似ているな。｣

そりゃあ似てるに決まってるじゃん。双子なんだからさ。

茂｢でもこれじゃあ特訓にならないね。さすがに使用人に特訓の練習に付き合わせたら千富に怒られるだろうし。｣

博｢Aと同じクラスの男子に手伝ってもらったらいいんじゃない？｣

A｢えっ!?それは嫌だよ!｣

茂｢でもそうでもしないと明日の縁談に行かないといけないんだからさ。｣

博がAのクラスの名簿を調べその中から適当に選び、使用人に呼ぶように言っていた。

ー10分後ー

呼ばれたゴミがリビングに入ってきた。

???｢あの、宮ノ杜そんと同じクラスの橘渉です。｣

聞いたことあるような気がしたけど別にどうでもいいや。

茂｢わざわざ来てくれてありがとうね。さっそくだけどこの子の特訓に付き合ってくれる？時間が無いからさ。｣

橘｢何の特訓なんでしょうか？｣

雅｢Aの男嫌いを直すための特訓さ。｣