組織のNo.2は最推しに瓜２つだった件について４

１７８話、一緒に ページ32

「……んっ…ふぅ──ひゃ、あっ！ぁ…っ」
「…こら、足を閉じようとするな」
「っ、…ぐりぐりッ、やぁ…っ！んっ」


ﾁｭ…ｯ


「" 気持ちいい " の間違いだろ？」


中指が容赦なく中を掻き乱してるのを堪えてたら、忘れていた刺激を思い出させる痺れが身体を駆け巡った
敏感な部分を親指の腹で捏ねる動きが怖くなり咄嗟に足を閉じようとすれば、グッと左手で抉じ開けられた
襲い掛かる痺れをどうにか拡散するべく、身体をうねらせ
近くにあった枕を握り締めた


「…ぁ…っれ、ん……っあ！」
「………ここ、分かるか？」
「？ わか…っない」
「今はいい……少しずつ一緒に頑張ろうな？」
「…？は、はぃ…っ？」


ピタリと動きが止まったかと思えば、突然なんとも言えないザラザラとした感触だろうか？
そこを何度も擦る煉獄さんの指に首を傾げた
満足そうに微笑む煉獄さんに着いていけなかったのは言うまでもなく
" 一緒に頑張ろう " っと言ってくれた言葉の意味はよく分からないけど嬉しい気持ちは何となく満たされた


「んッ！……いッ！？ふぅー、ふぅ…っぁ、煉獄さん…噛んだら痛い」
「うむっ……加減を間違えてしまったな…すまない、そこまで敏感になっていようとはな」


煉獄さんの赤く綺麗な舌先が胸の飾りを突っつき、悪戯を楽しんでいたかと思えば
歯を立ててきた刺激に身体が強張った
襲ってきた痺れに堪えつつ、煉獄さんに訴えれば余り響いてはいなかった
悪びれることなく寧ろ楽しそうに再び舌先で転がしていた
その間にも中指は奥へ奥へと深まっていく感覚が妙に伝わる事に腰を動かして逸らした


「こらこら！逃げるんじゃない…捕まえたくなるだろう？」
「ぅ、んん"ッ！？…きっ、ツ…っい！」
「ﾌｯ…まだまだ……こんな事で根を上げてくれるなよ？……ほら、Aの中にコレが入るんだからな」
「……ッ！？む──っ！」


追加された指の数に眉間にシワが寄った
２本目なのに根を上げていればスッと突然、指は抜かれ唖然とする間もなく
熱の塊がゆっくりとお腹辺りを擦り上げた事に、ﾋｭﾝｯ！と声にならない悲鳴を上げて
咄嗟に " 無理 " っと口にそうになったところを慌てて口を塞いだ

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