vanilla sky

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you side
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寒くないというか寧ろ暑いくらいで、
やっぱり今日も弄ばれてると思ったら恥ずかしくて。






「あ、今度またお店行きたいんだよね。
その時はこのギター弾いてくれる？
この前聴きそびれちゃったから。笑」


『、、期待はしないでくださいね？』


「期待しちゃうでしょ。
Aちゃんギター詳しいじゃん。」


『詳しいだけですよ。』


「またまたー笑
いつか聴かせてね？」


『、、考えておきます、』


「うん。待ってる。
、、あ！見て！雨止んだ！｣


『ほんとだ、』






そう言えば店番の時間も近づいているんだった。



空の暗さはあまり変わっていないから
また降り始めないうちにお店に着かないと。






『じゃあ、ほんとにありがとうございました。』


「うん、お仕事頑張って。」






重たいギターケースを再び背負って、

迷惑をかけてしまった受付の人にもお礼をして
スタジオを後にした。








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