204*純潔 ページ9
tn「うん…よし。ありがとう！これで、この件はおしまいかな」
トントンさんは、
書類を受け取ると大きな茶封筒にしまった。
tn「ん、もう戻ってくれてええよ」
トントンさんは、片手で頭を抑えながら話す。
私は会釈をして、部屋を出ようとドアへ向かう。
トントンさん、やっぱり疲れてるんだよね…
この件の後処理も
ほとんどトントンさんがやってくれてたみたいだし…
こんな事、わたしが言うのはお門違いだし、
余計なお世話かもしれないけど…
『あ、あの…トントンさん、たまにはゆっくりお休みになられた方が…』
そう言いながら振り返ろうとした瞬間…
ゴンッ
背後で何か重いものが落ちたような音がした。
私はビクリと肩を震わせ、そのまま勢いよく振り返った。
そこには、
書斎机に座っていたはずのトントンさんが姿を消していた。
そのまま視線を床へと移動すると、
トントンさんが床に突っ伏している。
嘘でしょ…！？
心臓がドキリと音を立て、
血の気が引いていくのが分かる。
すぐにトントンさんに駆け寄り、声をかけるが、
トントンさんはビクともしない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 588人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りあす(プロフ) - ロアさん» こんにちは！コメントありがとうございます！楽しみすぎるとは...とても光栄です！ (2020年1月19日 14時) (
レス) id: 2bd0480a11 (このIDを非表示/違反報告)
りあす(プロフ) - マリンさん» お久しぶりです。ありがとうございます！knさんのエピソードは我ながらお気に入りです！ (2020年1月19日 14時) (レス) id: 2bd0480a11 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - はよ更新お願いします！楽しすぎて見入ってしまいます！ (2020年1月13日 15時) (レス) id: 4d25c318a8 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - はぁぁぁぁぁぁ、毎回毎回好きです。knすこすこのすこ。好きすぎて尊いです。無理です。更新お疲れさまでした。 (2019年9月9日 3時) (レス) id: 2dc0637cbc (このIDを非表示/違反報告)
りあす(プロフ) - マリンさん» いつもコメントありがとうございます！引き続き、楽しんでいただけますように...！ (2019年9月8日 22時) (レス) id: 2bd0480a11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りあす | 作成日時：2019年6月21日 22時
