龍神の異端児 1

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．


YANAGIDA side






「これで全部？」



『はい！

ほんと、、助かりました

ありがとうございますっ！』



「それならよかった。」



『ああ、お礼とか、しないと、、、、

でも、僕がお礼なんて、、

なにか、、考えろ逢坂、、、

ああああ、、、、』









なにこいつ。


超面白い。


祐希はコレが後輩だったの？


ずっとひとりでワタワタしてる逢坂さん


お礼なんていいのに


謎の義務感に駆られているのか


俺本人の前で何が喜ぶかを考え中









「逢坂さん」



『へぁっ？！？！

はいっ、なんでしょう、、、、』



「お礼。

名前で呼んでよ。」



『えっと、、、、、？

お名前ですか、？

僕が柳田さんを？』



「そう。逢坂さんが俺を。

マサでいいよ」



『いや、ちょっとそれは馴れ馴れしすぎるんじゃ、、、』



「同じチームだろ？

名前くらい呼んで？」



『マサ、さん、、、、？』









祐希よりも仲良くなってやろうと簡単に思ってたけど。


この子割と、、、、、


いや、やめておこう。


マサさんと照れながら呼んでくれた逢坂さんは


緊張で固まってしまった。


かわいい。


、、、、、かわい、い、、、？


忘れろ。


思ったことを忘れたくて、次の話題を切り出した。













「俺、体育館行くけど逢坂さんは？」



『えっと、僕は皆さんの資料に目を通したいんですけど、、、

動きとかも見ておきたいとも思うし、、、

どうしよう、マサさん』



「え、俺が決めていいの？」



『優柔不断なので、、、』



「じゃあ、体育館行くか。

逢坂さん人見知り？」



『そう、、、ですね。』



「なら、早めに仲良くなっとくか。

体育館行こう」



『、、はいっ！』
















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