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「…お師さん、A姉ぇになんて言ったん？」
「Aの話はもうするな。アイツはもうValkyrieには関係のない奴だ」
「どういう意味や…？」
「解雇したのだよ」
なんでそんなことになってるん？
A姉ぇはただ、気持ちだけでも伝えたいって思っとっただけやのに。
「お師さん！A姉ぇはな、」
「その話はするなと言っているのだよ！」
「でもなぁ！」
「黙りたまえ！人形が勝手に口を開くな！」
「…………」
本当に、もう終わってしまうんやろか。
折角A姉ぇが戻ってきて、昔に戻れる思うたのに…。
お師さん、口には出さずともA姉ぇが戻ってきた時、すごく嬉しそうやったやんか。
俺はてっきりお師さんもA姉ぇのことが…
俺の余計なお世話やったんやろか。
A姉ぇ、またいなくならんといて
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作者名：咲那 | 作成日時：2019年4月1日 22時
