甘い彼女

ヤキモチ ページ2

Aの笑顔は何よりも甘いって思ってる。
見てるととろけちゃいそうだもん。

それにわたあめみたいにふわふわしてる気がする。

俺もふわふわしてるって言われることあるけど、その俺が思うんだからAはもっとふわふわしてる。



「ねぇ、ゆうくん、チョコ何個もらった？」


突然そんなことを聞くA。


t「んー、５つくらいかな。」


「ふーん・・・」


聞いといてその返事？って思ってAを見ると複雑な表情をしていた。


t「A？ヤキモチ？」


「・・・ちがうもん・・・」


ぷいってしてるAのそばに行って抱きしめる。


t「Aからもらったのが一番嬉しいよ？」


「・・・/////」


顔を真っ赤にして俯く姿が可愛すぎてぎゅうって抱きしめる力を強くした。




「いたいよーゆうくん・・・」


t「ごめんごめん。」


とりあえず機嫌治ったみたいだし、良かったかな。



「あ！そうだ！これ、みんなに・・・」



そう言って小さな袋を６つ俺に渡す。


t「え、なにこれ。」


「クッキーだよ！」


t「みんなってメンバー？」


「うん！」



モヤモヤ・・・



モヤモヤモヤモヤ・・・




t「ヤダ！！」



「え！？」


t「俺のAでしょ？」


「ゆうくん、やきもち？」


t「違う・・・」


はず。



でもきっとヤキモチ。←

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