第105話 ページ7
最初は至って冷静なキキョウさんだったが後半にいくにかけて段々と狂気めいていき最後にはしゃがみこんでしまった
慌てて駆け寄り目線を合わせるとカルトも横から心配そうな顔で寄り添っている
『だ、大丈夫ですよきっと。エイラも一緒だろうし、外の世界も知った上で戻ってくるならそれこそいいことじゃないですか！』
必死に落ち込んでしまったキキョウさんを慰める私たち
大丈夫なんてなんの根拠もないんだけどさ
キルアの事になるとほんとにヒステリックを起こすんだな
これは確かにキルアがうざがるわけだ
生意気盛りにヒステリック起こされたら怖いだろうに
しばらくして気持ちが落ち着いたのかまたいつもの冷静なキキョウさんに戻った
感情の上がり下がりが大きいなこの家の人は
キキョ「お見苦しい所を見せてしまったわね。ごめんなさい。」
『いえいえそんな、』
さっきとは打って変わって塩らしい態度を取られるともはや二重人格を疑う
キキョ「私お夕飯の支度をして参りますわね。カルトを頼めるかしら？」
『え、あ、はい。もちろん』
反射的にそう答えるとキキョウさんは嬉しそうに部屋を出ていった
『…』
カ「…」
気まずい…
え、遊べばいいのかな
カ「…A姉さんはどれくらい強いんですか」
喋った！
ん？姉さん？
『なんで私が姉さん？』
カ「イルミ兄さんと結婚するんじゃないんですか？」
キョトンとした顔で見つめてくるカルト
いやいやこっちがその顔したいよ？
どこからそんな話が？
いつの間にそんなことになったの？
正気？
プロポーズ所か告白さえもされてないぞ
『多分結婚はしないんじゃないかな〜？』
カ「え、でも」
『それより！どれくらい強いかって話だよね！ちょっとだけ手合わせしてみようか！』
何か言いたそうだったし理由も聞きたいけど後戻り出来なさそうなことは私はまだしたくない
ここは強引にでも話題を逸らさせてもらうよ
カ「わかりました。では、庭でお願いします」
カルトはまだ腑に落ちない顔をしているがなんとか逸らされてくれるようだ
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ひま - あああ……大好きです！！！続き待ってます、書いてくれてありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2022年11月3日 15時) (
レス) @page12 id: 752a786187 (このIDを非表示/違反報告)
ルノワール(プロフ) - あさん» ありがとうございます！更新がまちまちになってしまいますが頑張って更新していきますね (2022年10月28日 11時) (レス) @page12 id: 61bbbf59f1 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - めっちゃ好きです、応援してます (2022年10月14日 22時) (レス) @page11 id: 95cbd51ad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルノワール | 作成日時：2022年8月9日 12時
