山田二郎の親友は超がつくほどガリ勉で…？ (ページ7)

今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:23,020 hit

第6話ページ7

会話文のみかも。

貴『二郎、どうかしたんですか？随分と苛立っているようですが。』

二『…ｯ何でもねーよ。そんな事よりなんで演劇部の奴らが俺のこと呼んでんだよ。』

貴『なんでも、二郎に劇に出てほしいそうですよ。』

二『…は？なんで俺が…』

貴『演劇部が文化祭の時にする劇は白雪姫らしいそうで、二郎はその王子様役で、出てほしいそうですよ。』

二『お、俺が…？王子役……？』

貴『二郎ならできますよ。二郎は知らないかもしれませんけどこの学校で二郎の事が好きな女子沢山いますしね。』

二『…。お前は？Aはなんの役すんの？』

貴『俺は裏方の仕事を任せられました…』

二『はぁ…？お前が王子役やれよ。』

貴『はい？何故ですか？』

二『ってかお前明日からコンタクトにしろ。あと前髪も切ってこい。』

貴『な、何故ですか…？あ、また俺がいない間に教室で陰口言われてました？』

二『…ｯﾁ。あんなんよく言えるよな。Aがどれだけかっけーかも知らずに不細工だの陰キャだの言いやがって…』

貴『…はぁ。慣れてるので放っておけばいいものを…。まぁわかりましたよ。明日から眼鏡外してきます。前髪は…二郎ぐらいにすれば文句ないですよね？』

二『…おう！じゃ、とりあえず演劇部の部室に行こうぜ。』