山田二郎の親友は超がつくほどガリ勉で…？ (ページ11)

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第9話ページ11

貴方side

図書室…。

やっぱりいつ来てもここは落ち着きますね。
家に本は沢山ありますけど、それ以上にここは種類がたくさんあるので好きです。

貴『これは…？……恋愛テクの本…。？』

恋愛テクニックですか…。俺には関係ないですかね…いつか必要になるんでしょうけど。

モブ男『おや？これはこれはAｸﾝじゃあないか』

貴『あ、なた達は…？』

モ男２『彼女をお前の親友が傷つけた。許さない。』

モ男３『そうだ。随分と調子に乗ってるようだな？あァ？！』

彼女…？モブ女さんたちのことでしょうか…←(冷静。

モ男１『流石に俺達も彼女を傷つけてもらっちゃぁ黙ってねぇぞ。』

貴『ここ図書室なので、場所変えてください。周りの方に迷惑が掛かります。』←びっくりするぐらい冷静。

モ男２『あぁ？お前に命令される筋合いはねぇんだよこのバカがよぉ！！』

貴『…いｯ。』

モ男１『お？流石の天才サマも親友がいなけりゃ手も足も出ねぇか？ｷﾞｬﾊﾊお前らやっちまえ。』

モ男２/３『オッケー。』

…あ、これ入院しないといけないやつですかね。

これじゃ、二郎を家に呼ぶ約束守れないじゃないですか……

貴『…ｯうぁ。……じ、ろ…たす、け…。』

二『なァ？お前ら楽しそうなことしてんなぁ？』

モ男達『ｯ!!!』

二『俺の親友に何してくれてんだよｯｯ！！！』

貴『じ、ろ…。』

モ男１『お、おい…行こうぜ…。』２/３『あぁ…。』

二『おいｯ！待ちやがれ！！…ｯﾁ逃げやがった…。』

二『なぁ、A…？…大丈夫か？』

貴『…は、はい。なんとか…。ありがとうございます、二郎。』

二郎が来てくれたおかげで入院しなくてもよくなりましたね。お礼…しないと。

二『でもお前…血出てんじゃねーか…。』

貴『これくらい大したことないですよ。そんな事より、二郎、部活終わったんですね。』

二『いや、実は抜け出してきたんだ。嫌な予感したからな…。まぁ、見事的中した。』

貴『そうですね。二郎が来なければ俺は入院しなければいけなくなってしまっていたかもしれないですね…。本当にありがとうございます、二郎。』