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目覚め 暁月 ページ32





ちょっと前まで小説の更新をするために自室でネタを考えていたはずなのだが。

俺はなぜだか真夜中に道の端っこで突っ立っていた。
だが、こんなところに移動した覚えなんざない。それに、俺は眠りが浅い方だと自覚しているので、眠っている間に連れていかれた、なんてことはない。断言できる。無論、トラックに突っ込まれて変な世界に飲み込まれたような記憶もない。

夢なのだろうかと思って頬を叩いてみる。……けれど、普通に痛いし、目覚める気配もない。

どうやら俺は不思議なところに迷い込んでしまったようである。


……ならば、まずは状況を整理してみるしかない。
そう思って辺りを見渡してみると、視界の端に、先程まではいなかったはずの老婆が映っていた。


「ひとまず訊いてみるか……」


俺は実行すべく、老婆に近づいた。彼女はそれに気がついたようではあるが、特に動くこともなく、じっとこちらを見据えている。

ここについて尋ねようと俺が口を開きかけたとき、老婆の声がそれを遮った。


「あんたも迷い込んだんだね。そんな顔してる」


いつも無表情だと言われていた俺は、突然顔のことについて言われてちょっと面食らった。だが、その通り迷い込んだんだと分かってもらえるように頷く。


「ここは怪夜町さ。何をしてもいい町……つまり無法地帯さね。そして眠らない夜の町だ」

「眠らない夜の町……。ずっと夜だと考えて間違いはないんだろうか?」


俺は、老婆に疑問をそのままぶつけてみる。


「あぁ、そういうことだ。にしてもあんたは中々落ち着いてるねぇ。そんなあんたにちょっといいことを教えてあげようか」


いいこと……?
よろしく頼む、と俺は彼女に小さく頭を下げた。


「この町に迷い込んだ人たちは皆能力を手にいれるのさ。あんたの能力は……幻を見せる能力のようだね。十分に活用するといい。それと……この地図にある屋敷を目指すといいさ」


屋敷に行くとどんなことが起こるのだろうか。少しワクワクして、俺は地図に目を落とした。


そして、出発する、その前に。


「親切にしてくれたこと、恩に着る」


それだけ言って、俺は地図にそって歩き出した。

次はどんな面白いことが待っているのだろうか。不思議なこの町でどんなことが起こるのだろうか。






そんな俺は、今、いつもよりも軽い髪の毛に気づくはずもなく。屋敷についてから驚くことになるとは、まだ、知らない。

微睡んで、醒めた。 偽物→←管理者(仮)グランディ



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Mashiro Lio(プロフ) - 終わりました! (19分前) (レス) id: 6bdf3daa52 (このIDを非表示/違反報告)
Mashiro Lio(プロフ) - 更新します! (27分前) (レス) id: 6bdf3daa52 (このIDを非表示/違反報告)
澪 -rei-(プロフ) - 更新しました!無駄に長いです。すみません。 (8時間前) (レス) id: 72f8d10893 (このIDを非表示/違反報告)
澪 -rei-(プロフ) - 更新します! (9時間前) (レス) id: 72f8d10893 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのチート(プロフ) - おわりました!! (6月15日 10時) (レス) id: 6216eeef7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:グランディ x他8人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年6月1日 23時

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