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あたしの能力・確定版 真白 里桜 ページ13







食堂を飛び出したあたしは、朝ごはんを食べることを諦めた。



だって! 食堂に戻ったら絶対卵の匂いがするんだもんっ!!




ーーーーー




とりあえず、森に突撃したら、広い場所に出てきた。

ここなら、さっきの「能力」とかいうやつを試してもいいんじゃないかな。





「ん〜、そりゃっ!」





両手を地面に向かって突き出す。

出てくるイメージは、運動エネルギー。









────ドカーンッ!!!!





「ぎゃあああっ!?」




すごい音がして、地面が大きく抉れた。
それどころじゃなく、あたし自身もふわりと浮く。
え、威力やばくない!? あたし、すごい能力手に入れちゃった!?



じゃ、じゃあ、他のエネルギーも試せるかな。





「…………熱エネルギーっ!」





足元の落ち葉に両手をかざす。すると────







────ゴォッ





落ち葉が大炎上した。





「うにゃああぁぁ!! やばい、ど、どうしよ!?」





とりあえず熱エネルギー吸収できない!?



また両手をかざして、今度は熱エネルギーを吸収するイメージをする。









──────落ち葉の火が、一瞬にして消えた。







「────よ、よかったぁ…………!」



危うく、大火事起こすとこだった…………。吸収できてよかった…………!


じゃ、じゃあ、あと3つやったら止めようかな…………。位置と光、音だけ。


位置エネルギーをイメージすると、あたしの体が宙に浮いた。そのまま、ふよふよと上空へ昇っていく。







─────ギュイン


「ぎゃあああぁぁ!?」


突然、体が猛スピードで上に引っ張られた。


「え、止まんない止まんない止まんないこら止まれー!!」


すると、すごい勢いで上昇してたのが、ぴたりと止まった。
…………止まったのはいいけど、こんな高い所からどうやって降りよう。







位置エネルギーを吸収してふよふよと降りながら、あたしは、この能力の危険さを実感していた。

エネルギーと一口に言っても、様々な種類がある。中には、核エネルギーみたいな、めちゃくちゃ危険なものも存在するのだ。

今、こんな制御もめちゃくちゃな状態でそういった危険な種類を使ってしまえば、最悪の場合、怪夜町全体を吹き飛ばしかねない(全体の面積知らないから、できるかわからないけど)。




結論

 ・エネルギーを自由に放出・吸収できる

 ・エネルギーの種類は不問



つまり、超便利かつ、ミスると命取りな能力ってことだ。

弟と思い出 真白 里桜→←初戦闘。物理学者降臨せり。 白雪の鴉亭



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グランディ(プロフ) - 続編完成しました〜ありがたや (2019年6月16日 15時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
澪 -rei-(プロフ) - 更新しました! (2019年6月16日 15時) (レス) id: 72f8d10893 (このIDを非表示/違反報告)
澪 -rei-(プロフ) - 更新します! (2019年6月16日 13時) (レス) id: 72f8d10893 (このIDを非表示/違反報告)
Na(ナトリウム)(プロフ) - 終わりました! (2019年6月16日 13時) (レス) id: d4cffa305a (このIDを非表示/違反報告)
Na(ナトリウム)(プロフ) - 更新します! (2019年6月16日 12時) (レス) id: d4cffa305a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:グランディ x他10人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年6月1日 23時

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