作者達が迷い込む町 2 【小説】

どこやねん 彩雲 ページ29

目が覚めていきなり広がる謎の景色。

そして瞬時によぎったのは"どこやここ"。

あれ、あたしあの企画のキャラ考えてて、めっちゃヤバいの考えついて…

そう思って手を見ると、ひんやりした感触。あとちょっとなんかザラザラしてる。

見ると、体が蛇みたいになっててびっくり仰天。

あんまりにも驚きすぎて声も出ぇへん。

待って、これ今流行りのトリップもんってこと？帰れへんの？シンプルに嫌やねんけど。

とりあえず、衝撃が回り回ってか嫌に冷静な思考回路を回転させながら歩く。

あたしは蛇になってもうて、この訳分からんところで一生を終えるんか…？

そんな気がして、少し身震いした。なんやねん、この姿になってからめっちゃ寒い。

皮膚冷たいからか…？とにかく誰かしらに会わなな。

わお！ 北斗→←図書室いこ？ 有

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