作者達が迷い込む町【小説】 (ページ10)

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到着～…あ、すみません鳴く狐ページ10

「とりあえず、大切な建物の場所を確認してから“屋敷”とやらに行きますか」

えっと…ここが“大図書館”。明日からお世話なる所。…やっぱり人外が多いな、これが異世界クオリティと言うやつか～

次にここが“コンビニ”。なんでも売ってると考えるのが妥当かな。少し見てみるか…

「いらっしゃいませー」

うん、食べ物も飲み物も1部を除いてろくなものが無いな。それにしても商品の種類は凄い豊富なんだよな…

「こっちは、えっと…洋服売り場?!ここはデパートか！」

明らかにおかしい。何なんだ…あ！あれは。狐耳！欲しい…日本円って使えるのかなぁ…そんなことを考えながら財布を開けると…見たことも無いお金？が入ってた。

とりあえずこれで買って行こう。

「ありがとうございましたー」

とりあえずこれでいいかな！

それにしても“屋敷”ってどこだ？…ってデカ?!あれか。なら、おばあさんが言ってた【面倒見のいい人】って人に停めて貰えるか頼まなきゃ…あ、てことはあの喋り方かぁ…

嫌だなぁ…でもなぁ…よし！

「いやぁ,現実の世界から仕入れてるのかと」

「それだと現実の世界の人たちいつも行方不明だけど･････」

「それもそうか.......」

「こんばんは…であってるかな？ん？これは…どうやら間の悪い時に来てしまったようだね」

そう言って扉を開けて先に待っていたのは天使？と魔女？が正面衝突する直前の光景でした。

…こんな空気にして本当すいませんでした！