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目が覚めて 真白 里桜 ページ34




「んぅ………………、ぁ………………」



全身が痛む。
強い光が、目を刺す。

たまらず瞼を持ち上げ、体を起こした。なんか、ちょっとだるいかも。…………って、あれ?

目をこすって見ると、あたしは知らない部屋にいた。

…………そして、知らない誰かの気配がする。


「あ。目が覚めたね、新入りちゃん」

「ふみゃあああぁぁっ!?」


隣に、天使の羽を生やした人がいた。日本、というか人類にはありえない、緑色の髪をしている。しかも衣装がかわいい…………けど、スカートがちゃんとふんわりしてる。パニエ何枚はいてんだろ。

ていうか、誰!?

そんなあたしの思考を読んだように、なんか天使っぽい人(?)が名乗る。


「怪夜町へようこそ! 私はグランディ。まあなんか、いわゆる管理人みたいなやつだよ!」

「え、えと…………、真白 里桜、です…………」


とりあえず名乗る。
そして、あたしは誰かわかったので、ここはどこでしょう…………?
すると、どうやらまたしても顔に出てたらしい。グランディさんが説明してくれた。


「さっき言ったとおり、ここは怪夜町! いつも、常に、ずっと夜の街。ルールは無い! やっちゃいけないことも無い! まあ、とにかく自由なんだよ!」

「自由…………」

「うん! 良く言えば自由だけど、悪く言えば、無法地帯ってことになるね」


えっ…………!?


「殺されても訴えられないんですか…………!?」

「まあ…………、そうなるね。ところで、君は獣族なの?」


へっ…………? じ、獣族…………?

あたしが「何のことだかわからない」って顔をしてると、「ほい」と鏡が手渡される。

鏡の中のあたしは、猫耳の毛を逆立て、紅色の瞳を見開いていた。







「うにゃあああああぁぁぁぁ!?」




ーーーーー


初めまして、Mashiro Lioです。
今回叫びまくってるように、ちょっとオーバーアクション気味に書いていただければと思います!
地味に頭いいので(円周率100桁を3日で覚えたとか、怪夜町に来る前は偏差値70の進学校に通っていたとか)、そういった要素もいれてくださると嬉しいです。
あと、その関係で、ときどき難しい用語とか入ります。

面白い屋敷 角砂糖→←目覚めは森の中でした。 角砂糖



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鳴く狐(プロフ) - 修正失礼しました。 (2019年6月2日 11時) (レス) id: 164fe814fa (このIDを非表示/違反報告)
鳴く狐(プロフ) - ちょっと修正します。 (2019年6月2日 11時) (レス) id: 164fe814fa (このIDを非表示/違反報告)
三日月桜(プロフ) - 修正終わりました (2019年6月2日 1時) (レス) id: 4138aa2156 (このIDを非表示/違反報告)
三日月桜(プロフ) - ちょっと修正にいきます (2019年6月2日 1時) (レス) id: 4138aa2156 (このIDを非表示/違反報告)
グランディ(プロフ) - 続編作成しましたー、これからも宜しくお願いします!!【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/vahanaito95/】 (2019年6月1日 23時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:グランディ x他8人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年5月4日 16時

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