『赤黒い家』への招待状 佳乃 ページ5
送られてきた招待状と赤黒いナイフを手に、赤黒い家の前に立ち尽くす。
そう、僕___麻比奈珠季は、俗に言う暗殺者とか言うやつで。
暗殺者が集まる家があるらしい、というので来てみたのである。
街中は、色々な音で溢れかえっている。
人一倍音に敏感な僕は、簡単に言ってしまえば絶対音感だ。
溢れた音と音が混ざり合い、何とも言えない不協和音が支配する街中で暮らせるわけがなかった。
一番騒がしい場所から少し離れた場所にあるらしいこの家でなら、僕でも過ごしていける。
そんな期待を胸に、玄関の扉をひく。
___不意に、烏が鳴いた。
扉が立てたわずかな音と、烏の鳴き声が織り成す不協和音に耳をふさぎながら僕は呟く。
「これから、本当に大丈夫かなぁ…?」
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鈴ちゃん♪(プロフ) - そうでしたか、無礼なコメント、申しわけございませんでした! (2019年10月7日 18時) (レス) id: e69227227d (このIDを非表示/違反報告)
サワー(プロフ) - 鈴ちゃん♪さん» 更新しますよ!ですが私は少し忙しいので遅れます……! (2019年10月7日 7時) (レス) id: 59631e9c92 (このIDを非表示/違反報告)
鈴ちゃん♪(プロフ) - 皆さまに質問です。続編が出ましたが更新はもうしないのですか? (2019年10月7日 3時) (レス) id: e69227227d (このIDを非表示/違反報告)
ここ。(プロフ) - 更新しました!報告忘れていてすみません。フォントもベーシックに戻しました! (2019年9月28日 22時) (レス) id: 8956dbb137 (このIDを非表示/違反報告)
ここ。(プロフ) - 更新しますね! (2019年9月28日 11時) (レス) id: 8956dbb137 (このIDを非表示/違反報告)
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