186話 ページ37
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今夜はついに聖夜 クリスマスだ
やっぱりクリスマスって聞くと何歳になっても嬉しいもので何もなくても笑顔になってしまう
それに誰かとクリスマスを過ごすのは4年ぶりだからすごく楽しい
共同スペースに皆で集まって砂藤くんが作ってくれたご馳走を囲むようにして座っている
お菓子だけじゃなくてこんな豪華な食事まで作れるなんて砂藤くんは流石だ
だけどクリスマス会の話はインターン再開で持ちきり
しかも今回は｢冬休みの課題｣すなわち全員強制参加ということで皆焦っているようにも見える
「月躬弖はやっぱりミルコ事務所？」
「うん」
「俺どうしよぉ〜〜！！」
「一緒に行く？」
「いや…さすがにミルコ事務所は…」
既にインターン研修に行っている私からしたら大したことないけどやっぱり皆はインターン先を探したりしなきゃいけないから大変そう
「お前らいつまでも学問に現を抜かしてんじゃねえよぉ！！」
「斬新な考え方！」
峰田くんがヒーローらしからぬ発言をしているけど今日ばかりは彼の発言に一理ある
なんてったって今日はクリスマス
楽しく過ごしたいものだ
その時 ガチャと音を立てて扉が開いた
「とりっくおあとりーと…？」
「違う 混ざった」
｢｢｢｢｢サンタのエリちゃん！！｣｣｣｣｣
相澤先生がサンタ姿のエリちゃんを連れてきてくれた
エリちゃんを見つけて皆が駆け寄る
お茶子ちゃんに卵を渡している
…多分それはイースターだと思うよ
可愛いなと思いながらエリちゃんを見つめているとパチっと目が合ってしまった
エリちゃんはパーッと顔を明るくして私の元にやって来てくれる
「ティアさん！…今日はお姫様じゃない」
どうやらエリちゃんはドレスを着た私をご所望のようで残念そうな顔をする
私は全身ばっちりサンタの服装をしているからどう考えてもお姫様には見えないのだろう
「ごめんね 今日はサンタなの」
「毎日変わるの？」
「うーん…そんな感じかな」
天然っぷりについていけなくて誤魔化すためにエリちゃんを抱っこした
私の腕の中で｢キャッキャ｣とエリちゃんの楽しそうな声が聞こえる
「サンタのティアさんも可愛い」
「ありがとう」
私の髪を触って嬉しそうに話すエリちゃんを見て私まで嬉しくなった
緑谷くんがエリちゃんと話したそうだっからエリちゃんを緑谷くんに渡した
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あまね(プロフ) - かっちゃん‼️尊いな！ (11月20日 3時) (
レス) @page45 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
わかめし - 笑えない君も見てきました！すごく儚くて泣きながら読みました。こっちの拝啓シリーズはもう終わってしまったのですか？続いてくれるのを待ってます！毎日見るので！白昼夢や新しい作品も頑張ってください！ (2020年4月15日 18時) (レス) id: 7ee9cc8e34 (このIDを非表示/違反報告)
とわ(プロフ) - すごくおもしろいです！ (2020年3月6日 22時) (レス) id: 0c51310dc0 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫 - お疲れ様ですもう原作に追いつきますか('()')早い。見ててワクワクして楽しかったです!無料で読めるなんて作者さんに感謝です(占ツクを作ったh((((まぁいいか)これからも頑張ってください。私も勉強とか習い事がんばります。長々すみません！ (2020年2月27日 20時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 更新お疲れ様です〜！派閥5人組の絡みも好きですし、地味に仲のいい障子君との絡みも好きでした。AnotherStoryも楽しみです…！話に出てくる作者様のオリジナルキャラが増えそうな予感…？覚えられなさそうですが、楽しく読ませていただきます！ (2020年2月26日 22時) (レス) id: 82ef289687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月22日 18時
