16話 ページ17
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雄英での高校生活にも慣れ始め今日は学級委員を決めたりした
私は人の上に立つ役職は向いてないから何となくヤオモモちゃんに投票した
未だにヤオモモちゃんと轟くんへの劣等感は拭いきれない
けれど相澤先生が私を不合格にしたことを後悔してくれたから幾分かマシになった
そして学級委員長は緑谷くん
副委員長はヤオモモちゃんになった
そして今は昼休み
いつも通り4人で食堂にいく予定
「なあなあ！俺 爆豪も昼飯に誘いたいんだけどいいか？」
さっきの授業の教科書やノートを引き出しに戻していると切島くんが気まずそうに私に聞いてきた
ヒーロー基礎学でのことを気遣ってくれているのだろう
「大人数で食べた方が美味しいもんね」
「月躬弖はそゆの気にしなそうだもんな！」
上鳴くんにバシバシと背中を叩かれる
地味に痛いからやめてほしい
瀬呂くんが上鳴くんを止めてくれた
本当にお母さんみたい
「爆豪！一緒に昼飯食いに行こうぜ！！」
「あぁ！？気安く話しかけんじゃねえよ！」
切島くんのお誘いにキレ気味の爆豪くん
いつも怒ってて疲れないのかなと思う
「俺らも誘いに行こうぜ！」
「そうだね」
「月躬弖も行くのかよ！」
瀬呂くんに｢お前はまずいんじゃねえの｣って顔されるけど見て見ぬふりだ
私もたまには自分から話しかけに行かないと成長出来ないからね
「だから俺に構うなってんだよ！」
爆豪くんはまだグダっている
切島くんは諦めたくないようでまだ粘ってる
「まあまあ一緒に食べようよ爆豪！」
「今ならもれなく月躬弖も付いてくるぜ！」
上鳴くんと瀬呂くんも参戦した
瀬呂くんに「な？」と相槌を求められたので私もそれ相応のことを言わなければならない
ふと緑谷くんの言葉を思い出した
「早く行こう かっちゃん」
私が｢かっちゃん｣と言った瞬間 爆豪は眉間にシワをギュンと寄せた
え そんなに嫌だったの？
3人は私の言葉に爆笑して動けなくなってる
「喧嘩売ってんのか クソアマ！」
「ご飯に誘ってるんだよ かっちゃん」
「かっちゃんて呼ぶな！！！！！」
話していても埒があかないと見越した私は右手に上鳴くんと切島くん 左手に瀬呂くんと爆豪くんの手をつかんで食堂に向かって歩き出した
我ながら器用な事だ
爆豪くんは未だに文句という名の罵詈雑言を放っているけど気にした者負けだ
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名無し - もうめちゃくちゃ好きです！！！！！（大声） (2020年3月2日 2時) (
レス) id: b192d8cc99 (このIDを非表示/違反報告)
朔月 - 夢主と轟が同率１位なら爆豪は三位になるのでは？ (2020年2月27日 18時) (レス) id: 1d90d43033 (このIDを非表示/違反報告)
巻 - 夢主かわいいかよ (2020年2月23日 21時) (レス) id: b1b8613275 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 黒武さん» 暖かいコメントありがとうございます！夢主様がヒーローデビューするまでしっかりと見届けたいと思っているので続編ともに今後もご愛読よろしくお願いします！ (2020年2月15日 8時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 主ちゃんの派閥妹感すごいかわいいです…。頑張って強くなって、良いヒーローになってほしいです！更新頑張ってください。続きが楽しみです！ (2020年2月15日 0時) (レス) id: 82ef289687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月9日 11時
