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貴方side
山姥切と別れたのは良いもののやはりこの本丸は広い
つまりは迷う!
やっぱりなぁ、そんな気はしてたんだよ
え、ちょっと待ってね
あのね、庭に誰かいる
なんかフヨフヨしてて小さくて、着せ替え人形って爽じゃん
爽「主ちゃん小さいですね」
貴方『爽のかけた術のせいでめっちゃ恥ずかしかったんだからね、てかなんでぬいぐるみの姿なの?ひとがたの方が動きやすいでしょ?』
爽「僕はこれでも一応名の通った神様なので!付喪神といえどそのくらいは分かってしまいます、なので!」
貴方『へーそれで頼んだ任務こなしてくれた?』
爽「はい、滞りなく
でも少し問題があって主ちゃん学校に行くんですよね?」
貴方『うん、まぁそうだね』
爽「現世にも出るとか」
貴方『お化け?』
爽「いや、時間遡行軍です」
貴方『それなら異能力者が倒せば』
爽「普通の人間には倒せないんですよ、主ちゃんは例外ですけど、異能力者でも傷一つつけられなかったとか」
貴方『つまりそろそろ私の本丸に政府から依頼がくると』
爽「はい。都合がいいんですよ、主ちゃんはちょうど現世に行く、どうせ行くなら町を守ってもらおうみたいな感じですね」
貴方『でも私まだ全員治せてないし』
爽「それは僕に任せてください」
貴方『何するの?まさか、地位を利用して?』
爽「違います!主ちゃんの良さを伝えるのです!主ちゃんは半分...いやほとんど人間では無いようなものですし」
貴方『え、そうなの?』
爽「はい、主ちゃんの体が産まれるときに転生科の見習いが主ちゃんの転生先を間違えてしまい人間に転生してしまいました。本来なら主ちゃんのような時間を司る神や上級の神は消えてもなお神に転生しその職務につき続ける義務があります、なので神は新たな体を得た主ちゃんに同じ力を与えました、名目は異能力ですが貴方のお兄さんが無効化出来ないので異能力では無いです。僕は主ちゃんの同僚だったので転生したと聞いたとき真っ先に駆けつけました、まぁ主ちゃんは覚えていなかった訳ですが、またこうして会えたことがただ単純に嬉しかったです、そうした今主ちゃんは人間として生きている訳ですが人間の体を依代としているだけでお兄さんと全く同じ血が流れている訳でもないです、主ちゃんの体の3割は僕の血、2割は貴方の弟子の血、残り4割は元の貴方の血、1割はお兄さんと同じ血です、沢山の神の血が通った主ちゃんは人間じゃないです」
貴方『つまり私は神だったのか』
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紅音時 楼寿(プロフ) - うさぎが跳ねる!!さん» ??どういたしまして? (2019年7月15日 10時) (レス) id: 56650e28bd (このIDを非表示/違反報告)
うさぎが跳ねる!!(プロフ) - 紅音時 楼寿さん» ローズちゃんありがと (2019年7月15日 10時) (レス) id: 0dfcaae312 (このIDを非表示/違反報告)
紅音時 楼寿(プロフ) - うささん、頑張りすぎない程度にファイト! (2019年7月14日 20時) (レス) id: 56650e28bd (このIDを非表示/違反報告)
うさぎが跳ねる!!(プロフ) - ゆうこさん» コメントありがとうございます!あれは、夢主ちゃん視点だと中也さんの元を出て行ってから数日しか経っていないので、気まずい、そうだ現実逃避しよう。と脳内で惚けている所ですね。分かりにくくてすみません。任務が終わったら本丸に戻るので多分一緒にいると思います (2019年3月5日 16時) (レス) id: 0dfcaae312 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこ - 面白いので一気読みししました ただ前編の所で夢主ちゃんが現世に戻って来た時 中也さんの事をよく覚えてなかったみたいですが親しくしていたのにおかしくないですか ただ単に知ってるだけならわかりますが あと夢主ちゃんはずっと刀剣達と暮らして欲しいです (2019年3月5日 14時) (レス) id: a0220cc930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎが跳ねる!! | 作成日時:2018年6月20日 17時