隣の沖矢さん (ページ48)

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47話ページ48

キ「調査と同時にこの盗聴器のメーカーを調べてみたんですが、おそらくこれは売られているものでは無いですね」

「あの…凡人には理解し難いんですけど、簡単に説明していただけませんか？」

沖「おそらくこの盗聴器は自作しているものだということでしょう」

「えっ？自作？！」

キ「もしこの盗聴器が販売されているものならどこかにメーカー表記があったりすると思うんですが、この盗聴器には全く表記されていません」

「盗聴器って一般人でも作れるものなんですか？」

沖「もちろん専門の知識は必要となるでしょうが、仕組みさえ分かれば誰でも作ることは可能だと思います」

キ「仮にこれが自作して作られたものだとなると、調べるのはちょっと難しいですね…」

沖「私から宮原さんに聞こうと思っていたことがあるんですが、盗聴器はあなたのコートに着いていたんですけど、なにか思い当たることはないですか？」

「全くと言っていいほどないですね」

沖「確か、携帯にノイズが入っていることに気づいたのはポアロにの出勤初日でしたよね？私と連絡先を交換した時にはもう付けられていた…」

「次の日に沖矢さんが外してくださったんですよね…」

まさか安室さんじゃないよね…明日がにあの短時間で盗聴器は付けられないはず…

しかも家付近に来るまでは工藤邸に住んでるってことは知らないはずだし…