プレゼント3 ページ10
家に帰れば、おかえり。とサイモンが顔を出す。
いつも通り手を洗ってカウンターに座る。
今日も美味しいご飯を食べて、皿を洗う姿を眺める。
…ナインが居ないから、サイモンと2人きりの時間がとても久しぶりに感じる。
サイモン「あ、そうだ。」
サイモンは洗い物をしていたかと思えば、急に水を止めて、自分の部屋へと戻って行った。
そしてすぐにまた戻ってきて、僕に手を出すように言われた。
わけもわからず、左手を出せば、小指になにかつけられたようだった。
小指には繊細な作りのリングが嵌められていた。
サイモン「ピンキーリング。ナインからも貰ったんだろう？これは、コナーから？
リングばっか貰って味気ないかもだけど、良かったら貰ってくれ。」
サイモンはピンキーリングにキスを乗せた。
『ありがとう…なんかすごいオシャレになった…』
左手には3つのリング、右手首には結構ゴツめの存在感あるブレスレット。
全部いい感じにマッチしてて、普段からつけてても問題なさそうだ。
サイモン「君に肌身離さずつけて貰えるように、好きそうなのを選んだんだ。気に入ってくれたかな？」
『うん、勿論。ありがとうサイモン。』
サイモンは良かった。と胸をなでおろしている。
『なんか、今日だけでもすごいプレゼントいっぱい貰っちゃった…クリスマスでも、誕生日でもないのに。不思議な気持ち。』
サイモン「ナインに触発されたのかも。きっと皆君のことを大切に思ってるんだよ。」
そっかぁ。そう思うと、なんだか胸があたたかい。
やはり、人間も捨てたものじゃないし、アンドロイドだって、人間と同じくらい暖かいんだなぁ。
『ふふ、なんかみんなに幸せもらってる気分。なんかお返ししたいな。サイモンは何がいい？』
サイモン「あはは、それは素敵だ。俺は別に何もいらないよ。俺は君がいつも通りで過ごしてくれればそれでいい。」
サイモンはそう言うと、ぎゅっと抱きしめてくれた。
そっとその背中に手を回す。
『ん…ねむい…』
サイモン「早くお風呂に入っておいで、上がってきたらすぐに髪を乾かしてあげるからね。」
『んー…わかった。』
眠気で頭がふわふわしてきた。
着替えを持って浴室へ向かう、棚の上に服とピアス、その他装飾品を置く。
…なんか、気づいたらなくなってそうだから、入れ物とか買っておこうかな。
そんなことを考えて、シャワーを浴び、その日は眠りについた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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みるつき(プロフ) - 久遠さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2021年9月30日 7時) (
レス) id: 6d3e2c4d61 (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - ご返答有難うございます！みるつきさんに出会えてよかったです！どのキャラクターも好きなので愛のある文を見ながら幸福に浸ってます笑ぜひこれからも陰ながら応援させて頂きます！ (2021年9月30日 0時) (レス) id: b6c6520ef9 (このIDを非表示/違反報告)
みるつき(プロフ) - 久遠さん» コメントありがとうございます！私もネタを忘れぬうちに書き進めたいと思っておりますので、気長にお待ちください！笑中々、お話が長引いてたり、キャラクターが偏っているので、これからはバランスよく書いていきたいと思っています！ぜひこれからもご愛読ください！ (2021年9月29日 22時) (レス) id: 6d3e2c4d61 (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - ワクワクしながら更新をお待ちしております笑 お体に無理のない様に余裕のある時で構いませんので更新してくださるととても嬉しいです！自分的には短編でそれぞれのお話を書いて頂きたいです！本当に有難うございます！ (2021年9月29日 21時) (レス) @page18 id: b6c6520ef9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるつき | 作成日時：2021年9月26日 10時
