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幸せが61個 ページ21

太「効かない!?」

凶「葉桜とは思えない再生力だな。

皮下(やつ)は夜桜純血の開花『花の目』を持っていた。いくら長年研究したとはいえ、あの目を人工的に再現する術は存在しない。

不可解な点は直接問いただすとしよう。まず、目の前の障壁を片付けるぞ」

太「はい!」


操童子で太陽を動かす凶一郎。いつ見ても匠な技だ。


凶「葉桜濃度を攻撃部位に集中させ、防御力の下がる『点』を作る。そしてそこに『硬化』させた(太陽)を撃ち込む」


『雷道』で太陽は通り抜けた。


凶「俺とAはこれを掃除したら追う。先に行って因縁にケリをつけろ」

太「了解…!」


太陽は皮下の元へ向かって行った。


私と凶一郎は技を繰り出しながら、この大きな怪物を片していく。


凶「沢山の情報を持っていたんだな」

A「まぁ、ね…」

凶「皮下の言う通り、どこでそんな沢山の情報を仕入れたんだ?」

A「沢山の資料と時間。それ以上は言えない」

凶「…そうか」


途中で兄妹達も来て一緒に片し、下に降りた。そこには進化した皮下がいた。





.

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作者名:Yuma | 作成日時:2023年8月24日 11時

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